レポート:十人十色それぞれの人生がにじみ出る!「FIDA GOLD CUP 2024」イベントレポート

2024年11月3日、東京・目黒にあるめぐろパーシモンホールにおいて、「FIDA GOLD CUP 2024」が行われました。今回行われているFIDAとGOLD CUPについては、FIDAは一般社団法人日本国際ダンス連盟が主催で、GOLD CUPのGOLDは、高齢者をSILVER世代と言いますが、60歳から75歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と定め、75歳以上の名称を、Good OLDという事で、短縮してGOLDと名称が付けられています。(古き良き/良い形で歳を重ねていると言う意味)

今回の大会は平均年齢70歳、最高年齢は91歳と、まだまだ現役の方々が出演されました。

最初に結論から言いますが、「本当にその年齢ですか?」と疑いたくなるくらい、運動量があって、エネルギッシュなダンスが見られました。特筆する事として、高齢者の場合、ダンスなどは転倒しやすいのですが、ダンスを踊っていても、転倒する人は見えていた限りではいなかったと思います。体幹も鍛えているとは思いますが、バランスも良かったと思います。

今回出場されたGOLD世代の方については、難易度の高い足を上げた運動はとても難しいのですが、可愛らしかったり、愛嬌があったり、格好が良いのと、衣装とメイクで着飾っていたので、遠目で見ると、誰が何歳?というのが良く分からなくなります。採点方式は一般的なダンスの大会に加えて、年齢を加味したポイントで採点されたそうですが、仮にハンディキャップがあっても、傾斜配点にしなくても良いと思いました。

ダンスの順番や特徴についてですが、(注:暗闇で撮ったため、どうしても使えない写真しか撮れてなかった団体のは掲載されていません。ご了承ください。)

1番目の宮城県・F-BLUEはパラパラ笑顔が素敵、思い切りが良い 迷いのないダンスを披露されていました。

2番目のMoreYourRhythmモユリズムは元気はつらつとした動きで、年齢的には難易度の高い下半身の動きや、10人の息の合ったパフォーマンスは見ごたえがありました。

3番目の大阪府・まかろん♪は10人息の合ったフォーメーションや、上半身を主体としたダンス、ダンスの途中での鮮やかなドレスへの素早い衣装チェンジには見とれるばかりでした。

4番目の東京都・THEAM HOLIDAYは、全員がアクティブに動き、難度が高く、今年の夏にパリ2024オリンピックでブームになったブレイキンも取り入れたり、躍動感みなぎるダンスでした。

5番目の青森県・YDK65は、メリハリのあるダンスに、GOLD世代ではブームになった社交ダンス風のダンスを、全身を使ったパフォーマンスは、勢いがあるのと、「NO MORE DRUG」というテーマ性を含めたダンスは、会場も魅了していたと思います。

6番目の熊本県・SIJ GOLD CREWは全員がアフロヘヤーを身に付け、見た目のインパクトと、大きな病気を乗り越えてきたとは思えない、メンバーの笑顔と、ダンスクラブで踊っているようなライブ感と迫力が凄かったです。

7番目の神奈川県・FOREVER CHANCEは会場からは大きな歓声がおきて、登場すると、それぞれが年齢おいくつですか?と思うくらい、衣装が若いのと、2つにテーマが沸かれていて、踊られていましたが、高校生や大学生のダンスコンテストに出てても疑わないレベルのパフォーマンスでした。

8番目の宮城県・GOLDEN JBzは、白の衣装での統一感が素敵なのと、恐らくグループでも年上の方のパフォーマンスを見ていましたが、結構激しいダンスだったにも関わらず、踊り切っていたのが、特に気になった所ではあります。

9番目の群馬県・かわば・春駒チェリーズは、アジアンテイストの衣装に様々なリズムでダンスを組み合わせて、披露していました。

10番目・埼玉県・GOLD DRAGONは、小道具で舞台を飾り上げると、良い意味で年齢不詳なのと、今回の場合は、踊りまわると言う意味で舞台とその横で若者にも負けない殺陣やコスプレイヤー並みの衣装を披露していました。楽しそうに舞っていたのが印象的でした。

11番目の東京都・Her we go!はアラウンド古希にも関わらず、ヒップホップを年齢20歳位間違っていませんか?と思うくらいのクオリティの高さで会場を魅了していました。赤い情熱的な衣装に負けないパフォーマンスでした。

12番目の埼玉県・ケロッグ・ダンディーズは、GOLD世代でadoの「うっせぇわ」を持ってこれる感性と、このチームは全員男性なのですが、ハーフパンツとピンクのパーカーの衣装という事で、身だしなみ(脛)も揃えていることや、曲とのシンクロしたダンスは会場からも歓声が起きていました。

13番目の愛知県/東京都のJBR Unionsは、全員が銀色の衣装をまとい、GOLD世代の輝きを体現していました。アドリブの所では、様々なメンバーの色が出て、揃えるところは煌びやかに輝いていました。

 

14番目の静岡県・ソウルフルフーズは、冒頭から始まるフォーメーションがとにかく格好いい。ヒップホップでバーテンダーをしていたり、ビリヤードが似合う衣装に、「にほん昔ばなし」のオリジナルアレンジの楽曲や、シンクロしたジャンプは凄いの一言に尽きました。

15番目の新潟県・KIZUNA CREWは、チューチュートレインで始まり、イエローの鮮やかな衣装がダンスは練習通りかも知れませんが、その場でのアドリブを利かせたダンスと思わせる即興っぽさとフォーメーションの綺麗さ。今回の中で一番スタンダードなダンスだったかもしれませんが、スタンダードだからこそ、前例があるのでその難しさをクリアしているのが凄かったと思います。

16番目の大分県・JBRevolutionsは、トリコロールの配列でメンバーが並び、上の年齢でも無理なく踊れるように全員がパラパラや、みんなで出来るダンスをしていたのは、印象的でした。

コンテストパートが終わり、審査中に今回出場されたOver81の方たちによるパフォーマンスや、厚生労働省が推進するGOLD世代でもやりやすいダンスパフォーマンスを審査員も務められたMaasaさんが身体を使って会場に来ている皆さんに教えていました。

スペシャルゲストとして、今年で102歳になる伊藤小枝子さんがステージで健康ダンスを披露!会場で一緒に全員でパフォーマンスをしました。

最後に、賞を発表する前に、審査員特別賞が贈られ、神田勘太朗賞:GOLD DRAGONさん、MIHO BROWN賞:まかろん♪さん、Maasa賞:ケロッグ・ダンディーズさんが受賞され、over81で選ばれた賞では、まかろん♪の山下道子さんが受賞されていました。

いよいよ、第三位からの発表ですが、正直接戦だったと思います。三位はGOLD DRAGON、二位はFOREVER CHANCE、優勝はケロッグ・ダンディーズでした。これら、三つのグループの特徴としては、何かしらに挑戦していたのが審査員に刺さっていたと思います。優勝したケロッグ・ダンディーズについては、最新のJ-POPに合わせて、普段のうっ憤を晴らすかのように踊り、二位のFOREVER CHANCEについては、劇団四季のミュージカル?を彷彿とさせるような内容、三位のGOLD DRAGONはプロのコスプレイヤーでも真似の出来ない独創性の衣装とその衣装にも負けないダンスは強烈だったと思います。

老いとは何かと考えさせられる良いきっかけになったと思います。しかし、自分自身が同じ年齢の時に同じパフォーマンスが出来るかどうか。そこがゴールではないにしても、今からでも基礎体力を付けておかないとなと思わせる大会でした。

レポート:成田「愛情のある現場で、エネルギッシュでした。」第37回東京国際映画祭コンペティション部門・映画「雨の中の慾情」舞台挨拶レポート

2024年10月30日、東京・有楽町にあるTOHOシネマズにおいて、第37回東京国際映画祭コンペティション作品「雨の中の慾情」の舞台挨拶が行われました。今回の作品では、義男役の成田凌さん、福子役の中村映里子さん、シェンメイ役の李杏さんが登壇されました。

今回の上映は9:30から行われたことで、成田さんは挨拶で「朝が辛かったのでは?」と観客を労い、「朝から見る作品ではないと思います。」と話していました。

原作はつげ義春さんの短編を片山慎三監督が接ぎ合わせて出来たそうです。

キャスト陣の出演を決めたきっかけは?中村さんは片山監督から直接オファーを受けたそうです。作品の世界観を見て、飛び込みたいと思ったそうです。成田さんは「生半可な気持ちでは出来ない。こういう仕事をしているからにはやってみたい。」と思われたそうです。李杏さんは、「私は2017年に監督が台湾に来て、縁が出来たと思っています。」とその時が縁で役が回ってきたのではないかと話していました。

今回の作品は全編台湾で撮影をされており、日本では撮れない絵が取れたのではないかとも話していました。

観客からの質問については、「監督からの演技のリクエスト」では、成田さんは走り方、李杏さんは目の瞬きの回数を減らして欲しいと今まで言われたことの無い事を求められたそうです。中村さんは明るく演じて欲しいと言われたそうです。

役の持っている信念についての質問では、中村さんは、福子は義男の妄想の中で生きているので、その意識は常に持っていました。成田さんは義男は福子が好きすぎると言うのを意識しました。

海外では台湾に一か月滞在して撮影をし、成田さんは海外より監督が大変だった。と話していました。大変だったけど、楽しかったそうです。中村さんは台湾だから暖かいと思ったら、去年の3月に撮影されたので寒かったです衣装も薄かったので、寒かったそうです。李杏さんは撮影は順調で問題なかったそうです。

最後に代表して成田さんから「愛情のある現場で、エネルギッシュでした。自分にとっても大切な作品で心に残ればと思います。」とコメントされ、舞台挨拶が終了しました。


『雨の中の慾情』
11月29日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
配給:カルチュア・パブリッシャーズ

©2024「雨の軟化の慾情」製作委員会

レポート:瀬田監督「周りの人が優しかったのが大きい」「東京藝術大学大学院映像研究科 映画専攻 設立20年記念上映会」瀬田なつき監督トークショーレポート

2024年10月27日、神奈川・馬車道にある東京藝術大学映像研究科において、「東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻設立20年記念上映会瀬田なつきトークショー」が行われました。

今回のイベントには、瀬田なつき監督と筒井武文教授が登壇されました。

トークショー冒頭から、前回濱口竜介監督が筒井教授から言われていたこととして、「瀬田監督は天才、濱口監督は努力の天才」と筒井教授が瀬田監督を持ち上げると、瀬田監督は滅相もないと言うと、筒井教授は続けて、「圧倒的な映画のセンスは努力では得られないと天性の才能」を褒められる場面がありました。

そして、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻の入試の話になり、筒井教授からは何故第一期を受けなかったのか?と話すと、その当時は別の大学の大学院に通っていて、受けられなかったと話していました。受験理由はモラトリアム的な話をされ、選択肢の一つに東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻が浮かんだそうです。

第三次試験の話となり、この時では、役者とカメラを1人1セットずつ預けられ、撮影を行ったそうです。今回のトークショーの前に瀬田監督の三次試験の映像も流れたこともあり、会場もその映像を思い浮かべながら、話を聞いていたと思います。この映像にはエピソードがあり、2週間前にトークショーを行った濱口監督が映っていると言うことで、この時から縁が出来たそうです。

映りこみについては、濱口監督は本読みをしているシーンが映っており、「ジャン・ルノワールのイタリア的本読み」だったかは分かりませんがこの時から、信念は変わって無かったのでは?という話になりました。

何故、瀬田監督が東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻を受けようかと思ったのかと言えば、横浜国立大学大学院で映画批評を学んでおり、批評するだけではなく、作る方はどうなのだろうか?と思って、受けられたそうです。

その前にも、濱口監督も通っていた映画美学校にも通われたそうですが、瀬田監督曰くおまけで受からせてくれたと話し、フィルム4人が本来の合格枠だが、瀬田監督はデジタルで全部やっていたので、枠を増やして5人になったと話していました。

因みに横浜国立大学では部活は陶芸部に6年いたという事で、映画に関係していませんが、大学まで映画に興味がない方が、様々なことを学び、映画に関する糧を作っているのではないという話もされていました。

東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻の受験のテーマは「差別」だったので、どういう差別を扱おうか考えたことや、第一期が映画を撮る時間が24時間だったので、第二期からは12時間になって、今は8時間と、コンプライアンスの波が教育にも押し寄せているそうでした。

脚本については、瀬田監督は基本的に一人で作り、共同で行わないそうで、脚本を書くのは好きと話していました。

また、撮影については、編集でグッと良くなる事が多いと話し、キャスティングをした時点で、俳優については、大体信頼が出来ているので、映画のイメージとの乖離はないのと、瀬田監督のチームはスタッフが優しい人が多いと話していました。

「瀬田監督は小柄で声も小さい方だが、それでも仕切れるのか?」と筒井教授が質問をすると、瀬田監督は「淘汰される部類だけど、ラッキーだった。周りの人が優しかったのが大きいと思います。」と話し、怒鳴る人が苦手で、助監督も穏やかな人をお願いしているが、大体厳しい人が多いと思われているそうです。筒井教授も「周りが助けてくれている。」とコメントされていました。

舞台挨拶の話では、瀬田監督は黒沢清教授(当時)に舞台挨拶のアドバイスをして貰うと、「関西人なんだから、笑いをとらないといけない。」と言われ、気持ちが変わったそうです。

映画の話では、近年作った作品として、「PARKS」という吉祥寺井の頭公園の100周年は独特だったと作品を振り返っていました。

「彼方からの手紙」については、筒井教授は「藝大の作品の最初の試写で泣いたのは「彼方からの手紙」のみ」と話し、出来の良さの話をされていました。

瀬田監督にとって、「東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻とは?」という話では、藝大に行ってないと、この後に作った映画の後の映画のオファーや縁や繋がりを感じるか。スタッフの佐々木さんや編集の山崎さんと一緒だったり、安心感がずれないという、「藝大」ってだけであるような気がして、そんなに全く違う世界観の人はそれはそれで良いと思うけど、良いのではないかと話していました。

同期の話では、同期とも連絡している話をされていて、一生ものの出会いが出来ているのだと感じられているそうです。

ここからは質疑応答で、「映画監督の演出と舞台芸術の演出は演出が違うが、何故違うのか?」という質問には「オーディションでリハーサルをしているので、演技が出来ている人を選びます。撮影前に動きを試して、役と本人を近づける作業はしています。」と基本的に映画やドラマと舞台では演出が異なる話をされていました。

「予算が1億ドル(約140憶円)あったら、どういう作品を作りますか?」という話では、「ドリーミーな話。1億ドルを逆算的に使います。作品の準備を一からしたいです。仕上げとかも丁寧に作りたいです。キャスト、スタッフにお金を行き届けたいです。」と映画の製作の予算は伺い知れるところではありませんが、スタッフにもキャストにも労力に見合った支払いをしたいと言うのは印象的でした。

「映画批評サイトの批評は批評ではなく、批判にも見えますが、どう思いますか?」という質問には「違う事を考える文脈は刺激というか、筒井教授の見方とか、そういうのを意識させてくれる文章や流れや文脈は作品を捉えてくれています。作り手としては、作っているのと同じ熱量を感じて、参考になります。それだからこそ見たいと思わせる批評だと嬉しい。」と話し、筒井教授は「駄目だと言うのは良いけど、見たくなる批評が良い。」と建設的な批判は良いけど、なし崩し的に駄目というのは、受け手としては、駄目なら何が駄目かを明記して欲しい感じでした。

最後に一言コメントで、瀬田監督からは、基本的に大学院時代の作品は横浜中心で撮っていて、今も撮影で良い所が浮かばない時は、この辺で撮影をすることがあります。と母校愛や横浜の良さを語られ、トークショーは終了しました。

港の話
dark horse
彼方からの手紙

「東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻 設立20年記念上映会」
日時:
2024年10月13日~27日(15日間)
会場:
東京藝術大学大学院映像研究科・馬車道校舎大視聴覚室(103席)
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町4-44
入場料:
無料
主催:
東京藝術大学大学院映像研究科、馬車道会
上映会HP:
https://anniversary.geidai-film.jp
※タイムテーブルは上映会ホームページをご覧ください。
※上映スケジュール・出演等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。


(c)東京藝術大学大学院映像研究科

レポート:グラマラスな性格が新しい道を切り開く!榎原依那1st写真集「Inaism」発売記念会見レポート

2024年10月27日、東京・渋谷にあるSHIBUYA TSUTAYAにおいて、榎原依那1st写真集『Inaism』の発売記念会見が行われました。今回の発売記念会見では、榎原依那(えのはら・いな)さんが登壇されました。

最初にフォトセッションが行われましたが、デビューしてまだ約半年を過ぎたばかりという事で、カメラマンから「ポーズを!」と言われても、漠然としたのは苦手そうでしたが、具体的なポージングの指示があると、流石今年を代表するグラビアアイドルという事もあり、華麗にポーズを決めており、ポテンシャルの高さを感じさせられました。

衣装については、黒の背中が大胆に出てて、足もシンメトリーで惜しげもなく披露したのを選ばれ、会場からも登場した時は、思わず声を飲んでいた人が多かったと思います。

質疑応答では、以下の事が話されていました。

<写真集が出来た感想は?>
嬉しいです。嬉しい言葉に限るんですけど実感がそんなに沸いてなくて、まだ書店で見てないので、見つけたら嬉しいと思います。

<友達や仕事仲間や感想は?>
Amazonで注文をしていて、(本は買ったから)頼むからサインを書いてくれと言われました。両親はAmazonから届いて、大阪で見て、母親は泣いたと言っていました。

<点数を付けるなら?>
次もあると信じて、95点。5点は伸びしろで、このまま満足しちゃうと駄目じゃないかなと思います。MAXは100点です。

<お気に入りカットは?>
普段、水着のカットが多いのですが、顔のアップ二枚をどの写真にするか選んで、どの表情にするかを選んで、珍しいカットだし、現地の花なので、お気に入りにしています。

<ボディメイクやスキンケアはしましたか?>
毎日パックしていました。よく化粧水を叩き込んだのと、ボディメイクは週3、4でパーソナルジムで頑張りました。

<台湾での思い出は?>
本当に初めて遭遇したのですが、コンビニでマンゴーを1個急にくれて、優しい国だと思ってました。日本大好きという人もいて、また行きたいなと思います。

<写真集の制作でこだわった所は?>
人生で筋トレや(激しい)運動はしたことがなかったのですが、今年に入って運動を頑張って、筋肉痛になったのですが、背中を重点的に鍛えていました。お腹はどうにかなる(ひっこめるなど)と思うのですが、背中はどうにもならないので、背面を一番頑張って鍛えています。

<6月にFRIDAYの表紙や、お仕事やプライベートについてはどうですか?>
基本的にはなんでも挑戦したいのですが、バラエティ番組に出て、いろんな話して楽しいお仕事ライフをしたいです。親に何か買ってあげたいです。

<出てみたいバラエティ番組は?>
目標は「さんま御殿」、おばあちゃんに「さんま御殿」に出たら、一人前とは言われています。

<さらば青春の光・森田さんの帯コメントについて>
人としてシンプルに好き(なだけで、恋愛感情は特にない。)です。次回は森田さんとフューチャリングしたいです。

<未公開の趣味や特技を教えて下さい。>
最近の趣味はカメラで、コンデジ?デジカメ?を一人旅の時に撮影して、スマホに移すのが趣味で、小型のを使っています。特技は誰にも気付かれずに鼻を触ることです。(実演されていましたが、自然な動作の中でされているので、気付かないと思います)見つけたら、四葉のクローバー相当だと思います。

<「超新星」のキャッチコピーについて>
「超新星」の言葉を知らなくて、新しい星が急に出てきたと言う言葉を貰うのも嬉しいです。それに見合う活動を出来ればと思います。

とコメントされ、記者会見が終わりました。


<商品情報>
タイトル:榎原依那1st写真酒『Inaism』
著書:榎原依那
価格:3,300円(税込)
発売日:2024年10月23日
仕様:128ページ
ISBN-13:978-4065369852
出版社:講談社

(C)Takeo Dec./講談社

レポート:TVアニメ『夜のクラゲは泳げない』オフィシャルカフェ「CAFE de JELEE -KARABAR池袋店-」内覧会レポート

2024年10月25日から11月10日まで、東京・池袋にあるMixalive TOKYO 9F Live Cafe Mixaにおいて、オリジナルTVアニメ『夜のクラゲは泳げない』オフィシャルカフェイベント「CAFE de JELEE -KARABAR池袋店-」が行われます。今回は、開店前に行われた内覧会を見学させて頂きました。

店へは池袋にあるMixalive TOKYOの6階までエレベーターで昇り、9階まで階段で上がっていきます。昇っていく際中にオリジナルTVアニメ『夜のクラゲは泳げない』のここでしか見られないイラストの数々が来店するあなたを歓迎してくれます。

9階には広い店内で、定員は約50人と池袋でもかなり広めの店内だと思います。店内は90分事前予約入れ替え制のため、オフ会とかで盛り上がった際は、池袋なので、二次会、三次会では他の店で作品について熱く語り合うのも良いと思います。

店内は落ち着いた設えで出来ており、店の真ん中には大型のプロジェクターでアニメ第1話やJELEEのMVが上映されていますので、要注目だと思います。また、店内にはキャラクターの等身大パネルもあり、ここでしか見られない姿を堪能してください。

ちなみに、店員の人については、サイトでキャラクター達もオリジナルの衣装を着ていますが、キャラクターと同じ衣装で接客してくれるとの事です。より世界観に近づけている気がします。

お店の料理ですが、ネーミングでも分かると思いますが、キャラクターをイメージしたものが今回の内覧会では4種類公開されていました。今回の取材の前に、しっかりとご飯を食べてきましたが、思わず食べたい!と思わせる出来栄えでした。花音のファンサオムライスなんかに至っては、作品には欠かせないクラゲをあしらったケチャップのデザインはこれを見るだけでも頼みたいと思わせられました。どれも食べたいとは思いますが、一回に完食は難しいと思うので、何度でも通って頂ければと思います。

食事については、公式サイトにも書かれていますが、フード4点、デザート2点、ドリンク4点です。こうやって、逆に点数が絞られていると、選ぶのもサクッと決められて、楽だと思います。

店内では、オリジナルTVアニメ『夜のクラゲは泳げない』のグッズの販売も行われていて、要注目です。個人的にはマグカップやハンドタオルが普段使いでもオシャレで、良いとは思います。その他グッズも魅力的であり、店に足を運んで見て、心のゆくまでお買い物を楽しんで頂ければと思います。

ちなみに、現在はカフェ内でのイベントも予定されており、現時点ではTVアニメの監督である竹下良平さんのトークイベントや、その他も色々企画されているので、公式サイトをチェックしておいてください!

TVアニメ「夜のクラゲは泳げない」はキャスト陣もスタッフ陣も熱量が熱い作品という事で、その熱さを是非体感しに来て欲しいと思います。


車いすをご利用のお客様はメールにて事前にお問い合わせ下さい。車いすのお客様は介助者のご同伴をお願いしております。ご同伴のお客様もご入場券の購入が必要になります。


カフェ公式サイト:
https://yorukura-anime.com/cafe/

オリジナルTVアニメ公式サイト:
https://yorukura-anime.com/

オリジナルTVアニメ公式X:
https://x.com/yorukura_anime

©JELEE/「夜のクラゲは泳げない」製作委員会

レポート:北斗「(犬が来て)家族が明るくなった!」駐日韓国文化院主催 コリアン・シネマ・ウィーク2024プレゼンツ『DOG DAYS 君といつまでも』プレミア先行上映会レポート

2024年10月23日、東京・新宿にある新宿ピカデリーにおいて、駐日韓国文化院主催 コリアン・シネマ・ウィーク2024プレゼンツ『DOG DAYS 君といつまでも』プレミア先行上映会が行われました。

今回の上映会には、北斗晶さんと、MCで古家正亨さんが登壇されました。

最初に作品については、北斗さんは出演しているイ・ユジョンさんという女優さんが素敵だと話し、他の方目当てで韓国作品を見たら、ハマったそうです。

北斗さんは犬について、ペットという表現が好きではないそうで、夫の佐々木健介さんと写っている4匹のフレンチ・ブルドッグの写真を見ると思わず涙を流していました。それというのも、「DOG DAYS」の試写を見た後、数日後に愛犬のハナが突然死をしたそうで、感極まって涙をこぼしていました。

そして、北斗さんの家族の長男の反抗期の時や、北斗さんの癌との闘病の時に励ましてくれたエピソードや、犬に何かできたらとしたら、「痛い。」や「苦しい。」を表現して欲しいと話していました。

それというのも、北斗さんは「DOG DAYS 君といつまでも」を見た後に、ハナに延命治療をしていたのですが、獣医に「ハナは、延命治療は苦しいですか?」と話を聞いた所、「苦しいと思います。」と言われて、涙ながらに延命治療を止めたそうです。

「犬は心を豊かにしてくれる。」と古家さんは話し、北斗さんも「犬は言葉が分かる。」と話していました。

北斗さんの孫はカナダに住まれているそうで、日本に帰省された時に、リンリン(フレンチ・ブルドッグ)が孫の子供に母性本能を発揮していたという話でした。

今回は北斗さんは今回の仕事は是が非でも受けたいという事で、仕事を引き受け、犬も好きだけど、韓国も大好きという事で、「食べ物が好き。」、「歴史が好き。」、韓国でプロレスが大人気の時、所属していた団体が韓国のプロレス団体と提携し、「仕事でよく行っていた。」そうです。

今回の作品は社会問題も表現されていますが、愛犬と離れた時や、こうしたらいいのではないかという、当てはまるシーンがあるのではないかと話していました。

ここで、監督のキム・ドグミンさんからのビデオレターで見どころを話していました。

北斗さんがいつまでも大切にしたいものは?という質問では「命」を挙げ、「ハナがいなくなることを想像できなくて、ハナがいないことになれてないから思う。」そうです。命は大事です。と話し、上映会前挨拶が終わりました。


『DOG DAYS 君といつまでも』
11月1日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

(C)2024 CJ ENM Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED

レポート:どのアングル・角度も絵になる!ミュシャの描いた絵画のような美しき芸術的な写真の数々!「櫻坂46田村保乃2nd写真集『隣の席になりたい』」発売記念会見レポート

2024年10月22日、「櫻坂46田村保乃2nd写真集『隣の席になりたい』」発売記念会見が行われました。前日に田村保乃2nd写真集『隣の席になりたい』が発売され、今回の写真集では初の記者会見となりました。

今回の記者会見では、櫻坂46の田村保乃さんが登壇されました。最初に写真集については、

最初に「自身二作目の写真集率直な気持ちは?」と聞かれると、「こだわりを持った写真集です。2nd写真集を出せると思ってなかったので、本当に嬉しかったのと、皆様に見て貰うのが嬉しいなと思っています。まだ、メンバーのみんなにも、みなさんの感想を聞いてないので、聞きたいなと思ました。」と話していました。

続いて、質疑応答がされました。

<お気に入りカットの理由は?>
「デニムのセットアップを着せて頂いたのですが、先行カットにも載せた一枚で、メンバーからも好評で今回はアメリカのサンタフェで撮ったので、アメリカらしさが出た一枚かなと思います。リップの色が冴えていて、アメリカの緑が一杯の所で撮っています。」

<VoCEのモデルをしているので、 撮影に向けて特別なことは?>
写真集の撮影のために特別限界までに頑張りましたよりは、自分の中に余裕をもって撮りたいと思ったので、今回は余裕を持って、心に余裕を持って、逆に努力して、一杯一杯にならないようにしました。」

<サンタフェの印象派の絵画のような世界観については?>
衣装を選ぶセッティングの時から考えたのですが、アメリカのサンタフェは海が無いけど、緑が多い。緑が多いからこそドレスとか、普段気無いようなドレスを着て、ギャップが作れたらなと思いました。

<チャレンジ・目標、誕生日を迎えてに気持ちは?>
25歳はアイドルを続けて6年目だったのですが、今回の2nd写真集もドラマや全然グループとしても緊張したり不安になったりもしますが、個人的には有難いと思っているので、まだまだ新しい事から色々チャレンジができればと思います。

<手に取った方へのメッセージ>
私が25歳にアメリカのサンタフェという場所で撮影した物になります。この何かのきっかけになるように活動を頑張っていくんで、皆さんの心の中の一枚の写真があればなと思います。

<ファンの皆さんへのメッセージ>
私も今日楽しみにしつつ、緊張して迎えたのですが、皆さんにも読んで欲しいなと思います。


<商品情報>
タイトル:櫻坂 46 田村保乃2nd写真集『隣の席になりたい』
著書:田村保乃
出版社:講談社
価格:2 ,500 円(税込)
発売日:2024年10月22日
ISBN-13:978 4065370834

©三瓶康友/講談社

レポート:花江「こんなのできるかよ!」と思わせたシーンも満載!あなたの想像力が加速する世界観溢れる展示の数々!TVアニメ「東京喰種-トーキョーグール-」アニメ化10周年記念展示会「東京喰種EX.」東京会場開催!

TVアニメ化10周年の「東京喰種-トーキョーグール-」の“体験没入型”展示会「東京喰種EX.」展が東京・天王洲アイルにある寺田倉庫G1ビルにおいて、2024年10月21日から12月1日まで、大阪・梅田にあるVS.(ヴイエス)※グラングリーン大阪内において、2024年12月14日から12月29日まで行われます。

今回は、東京会場での内覧会と、記者会見(オープニングセレモニー)を取材させて頂きました。


<展示会レポート>
先に展示会については、アニメではなくても、基礎知識として、原作の漫画は全部読んでいた方が良いと思います。その上で、アニメを全話見ておくと更に良いと思います。展示内容としては、ネタバレにならない程度にすると、これはあのシーンだという特徴的な所がピックアップされていて、想像力を加速させてくれると思います。場内には、「東京喰種」に関連するBGMが流れていて、テンションも上がると思います。

結構な数の媒体が内覧に来ていて、業界的にも注目度が高いのと、その注目故か、本来体験型の物(具体的な内容については、会場でお楽しみにいただきたいのですが)も、数の問題で体験が出来ませんでしたが、他の体験型のものについても、面白いと思わせたり、ここはこういう表現もされていたと思います。作品ファンの人であれば、何時間あれば足りるだろうか?という感じだと思います。

等身大パネルもありましたが、どういう感じなのかは、見て頂いてのお楽しみにしておきます。

これは法律的に20歳未満はNGでしたが、今回のイベントを記念して作られたと言っても過言ではない物がありました。これは見せて頂きましたが、凄いなの一言に尽きます。こういうのもこういう進化をしているんだと感心しました。

物販については、結構種類がありましたが、早く来ないと売り切れちゃうんだろうな…。というのばかりで、公式サイトで載っていると思いますが、コレクターの方は早めに来られることをお勧めします。


<オープニングセレモニー>
オープニングセレモニーでは、金木研役の花江夏樹さん、露崎薫香役の雨宮天さん、ファン代表でNON STYLEの井上祐介さんが登壇されました。

最初は好きなシーンでは、花江さんはそのシーンでは泣き叫びが続くところだったので、記憶に残っているそうです。役を演じて「東京喰種のあの時に比べれば…。」で、乗り切ることも多かったそうです。

雨宮さんは最初の頃を挙げ、オーディションでは受かったが、アフレコで調整されたそうです。

花江さんは当時新人だったので、台本を見て「こんなのできるかよ!」と思われるくらい、アフレコが大変だったそうです。

そして、イベントの開催を祝して、コーヒーカップ型の鏡開きがされ、イベントヒットを祈念してました。


『東京喰種 EX.』公式サイト:
https://tokyoghoul-anime10th.jp/exposition/

TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』公式サイト:
https://www.marv.jp/special/tokyoghoul/first/

TVアニメ『東京喰種:re』公式サイト:
https://www.marv.jp/special/tokyoghoul/

TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』公式X:
https://x.com/tkg_anime

『東京喰種 EX.』公式X:
https://x.com/tkg_exposition

#東京喰種
#TG_anime10th

©石田スイ/集英社 ©石田スイ/集英社・東京喰種製作委員会
©石田スイ・十和田シン/集英社・東京喰種製作委員会
©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会

レポート:これは「映像舞台」という新ジャンル!舞台俳優の能力は時限を超えた!?舞台「フルーツバスケット The Final」ゲネプロレポート

<開演前囲み取材>
今回は舞台「フルーツバスケット The Final」の公演を前に、メインキャストの7人、本田透役の吉田綾乃クリスティーさん、草摩由希役の北川尚弥さん、草摩夾役の橋本祥平さん、草摩紫呉役の安里勇哉さん、草摩潑春役の田村升吾さん、草摩紅葉役の古賀瑠さん、草摩慊人役の彩凪翔さんが囲み取材を受けて頂きました。

まず、主演の吉田さんは本日から始まる舞台「フルーツバスケット The Final」の本番を前に「今回いよいよファイナルということで寂しくもあるんですけれども、とてもいい作品で締めくれるように、今回精一杯頑張りたいなと思います。」と語り、また北川さんは、「ファイナルということで、お客さんの期待値が上がってると思いますので、お客さんの期待を裏切らないようなストーリーとお芝居をお届けできるように最後まで大切に演じさせていただきます。」と意気込みを語った。

そして橋本さんは「本日この日を迎えられたことを心から嬉しく思います。この作品がファイナルまで続けられたのも、応援してくださってるお客様があってのことだと思いますので、感謝と全力を込めて、千秋楽まで全力で駆け抜けていきたいと思います。」と気合十分な様子で話した。

他キャストの安里さん、田村さん、古賀さん、彩凪さんもFinalということで今まで以上に頑張るとともにフルーツバスケットの世界をしっかり届けたいと挨拶。

役者の挨拶後、質疑応答に移り“2年半に渡り自身の役を演じてきて変化したことは?”という質問に対して吉田さんは「演じる上で透くんをすごく意識するようになって、人柄や誰にでも平等に接することができるところが本当にすごいなと。『透くんだったらこういう時こうするかな』ということを日常生活の中で考えたり、心がけるようになりました」と日常生活でも変化があったようだ。

北川さんは「毎回毎回、どの瞬間のお芝居も全員が全力でぶつかってきてくれる。当たり前のことなのですが、それを全力でやるって本当に大切なことだなと改めて感じました。また由希は自分と向き合い、自身の事を分かってる人間。僕も自身と向き合きあう大切さを、由希を通して学びました。」と語った。

一方、橋本さんは「変わらないなっていうところもありまして」と口にし、「最初の舞台フルバから2年半続けてきて、当時小学生だった子が今は中学生になって、中学生だった子が高校生になり、僕なんて20代だったのが、今30代になりました。(安里)勇哉くんはあと20年ちょっとしたらもう定年じゃないですか。年齢を重ねつつも出会った頃と変わらないっていうのがこの座組の強み。いつまでもあの頃のままでここまで来れたっていうことはすごく嬉しいなっていう想いでいっぱいです。」というコメント。これに対し安里は「誰が定年や!」とすかさずツッコミを入れ、笑いが起こる場面も。

前作より女性でありながら男性として振る舞うキャラクターを演じてきた彩凪さんに対し、難しかったことや心掛けたことは?という質問が投げかけられると「前作は虚勢を張る部分が大きかったのですが、今回はその真逆の心の弱い部分とかが多く描かれています。そうした中で 慊人自身も自分の感情をコントロールでできてない状態なので、そうした感情を整理しすぎずにお芝居をする事が難しいなと感じました。」と回答した。

続けて今作で注目してほしいポイントを聞かれ、安里さんは「Finalということで、何からの卒業というか、それぞれの別れや成長いうものが、キャラクターごとに描かれています。舞台をご覧いただく方の中にも、共感できるところもあれば、 そうではないところもあったりすると思うので、それは見る人それぞれに楽しんでもらいたいです」と話した。

田村さんは「潑春を演じる上でやはり依鈴という存在が大事な存在なので、その2人の結末を注目して欲しいです。そして今回は一人一人がみんな主人公だと思うので、お客様にぜひ感情移入して楽しんでみていただきたいです。」と語った。

古賀さんは「今回は映像の力も借りて、舞台を楽しみながらも、まるでアニメを見ているかのように楽しめるので、舞台に日ごろ触れていない方でも、感情移入しやすいと思います。新しい“舞台「フルーツバスケット」”を楽しんでいただければと思います」と語った。

最後に、いよいよ幕が上がる舞台「フルーツバスケット The Final」について、吉田さんは「今回でいよいよファイナルとなりますが、ご覧になった方全ての方に“この作品に出会えてよかった”と思って頂きたいので、全力で演じていきたいと思います。ぜひ期待をしていただき、観に来てくださると嬉しいなと思います。」と締めくくった。


<ゲネプロレポート>
今回の『舞台「フルーツバスケット The Final」』はTVアニメ「フルーツバスケット(2019年版)」のThe Finalを全部描きます。今回の『舞台「フルーツバスケット The Final」』は休憩を挟んでの2部構成。時間としては休憩が15分なので、当初休憩込みで約2時間30分と思っていましたが、公演を見た限りでは、舞台の時間は約2時間27分だったので、他のサイトでも公演時間は書かれていると思いますが、そちらとこちらの真ん中あたりが公演時間だと思って貰った方が安全です。

こちらは2時間42分拘束(アフタートーク抜き)で計算しているので、こちらの方が多分長いとは思います。普通の舞台の場合、2時間30分(公式発表)で休憩を入れるのは珍しいと思います。第1幕と第2幕で装置の場面転換も特にありませんでした。第2部が終わった後としては、約2時間27分だと、休憩は妥当だと思います。

その2部構成の答えは、今回の演出の要になっている映像ではないでしょうか。一般的な舞台では、映像が一部使われている程度ですが、今回の舞台は映像がずっと流れています。映像操作は会場でも出来ると思いますが、ほぼ映像は流れっぱなしであり、切れ目もスイッチングが上手で殆ど分かりません。つまり第1幕は約77分、第2幕は約70分の映像がずっと流れたままで進行している事になります。演者は、セリフは自身で言っていますが、ほぼ映像の流れに沿って演じており、自分の間ではなく、間は映像に支配されていると言っても言い過ぎではないと思います。

過去にも、声に合わせて演じていた舞台はありましたが、今回のように声は本人ですが、映像にシンクロさせて演じているのは初めて見る経験をさせて頂きました。映像に合わせて演じるのは、かなり神経を使うので、恐らく75分が限界であり、休憩を入れて、行う形になると思います。第1幕約77分、第2幕約70分なので、演者的にはビッチリしていたと思います。

物語としては、『TVアニメ「フルーツバスケット(2019年版)」』のThe Final全部を描いており、物語もそれに沿った形となっています。第1幕は舞台の1stと2ndの伏線回収の比率が高かったと思います。今回の第2幕からがFinalへのスタートだったと思います。

演者については、今回は彩凪さんと、橋本さんと、吉田さんがキーパーソンだと思います。物語を知っている人もいると思うので割愛しますが、橋本さんと吉田さんはそれぞれで見せ場があると思います。彩凪さんのファンの人は、満足度が高いと思います。これを見ないと、なかなかここまで物語の中心となって出番がある役は他の舞台でも人でも珍しいので、スケジュールをこじ開けてでも行く価値はあると思います。

今回は、タイトルで「映像舞台」と言いましたが、多分舞台2回分くらいの費用がかかってても可笑しくないくらい、視覚の情報が多いです。大雑把に言っても、3層以上あるような舞台なので、その舞台を是非楽しみにして頂ければと思います。

1部約77分、休憩約15分、2部約70分
<時間:約2時間42分(休憩込み)>


<記者の眼>
本来なら、吉田さんはやらなくても良い箇所でリップシンクをしていました。多分、ここの個所は適当にやっていても前方席しかばれない内容でしたが、今回は第3弾だったという事もあり、吉田さんも役に思い入れがあったため、手を抜いても怒られない所を、ちゃんとやっていて、役への愛情の深さを感じました。
橋本さんについては、熱量がいつも全開ですが、いつも以上に熱く、舞台に真剣なんだなと毎回感じさせられます。

今回の主役は彩凪さんだと思います。良い意味で彩凪さんの全部を見せてくれたと思います。ここまで役の振り幅が多い舞台はあまり記憶がありません。他のキャストや作品目当てで行っている方もいると思いますが、今回の彩凪さんは見どころの一つだと思います。


<作品について>
今回の『舞台「フルーツバスケット The Final」』は、『TVアニメ「フルーツバスケット(2019年版)」を原作としており、今回の舞台ではThe Finalが最後まで描かれています。

TVアニメ「フルーツバスケット(2019年版)」のThe Finalは1クールであり、他の1stや2ndが2クールだったので、上演時間も比例して短くなっていますが、それでも、休憩込みでも普通に2時間を超えるので、一本の長編作品として、見る事が出来ると思います。

考えられる事としては、1stや2ndは時間の関係(と言っても、3時間前後の作品だったと思いますが)で泣く泣く切られたシーンもあったと思いますが、今回は原作で描けるシーンが、時間が倍以上になっているので、名シーンを惜しげもなく表現されています。

今回の作品は、1stの初日から数えると、約2年半の期間にわたって1stから出ているキャスト陣については、2年半で様々な所で色々な経験をして、その成長が役にも反映されて、時間軸は繋がってはいるけれど、大きな変化も見られたと思います。


<原作>
高屋奈月「フルーツバスケット」(白泉社・花とゆめCOMICS)

<演出/脚本>
脚本・演出:毛利亘宏 (少年社中)

<あらすじ>
全世界コミックス累計発行部数3000万部を突破
不朽の名作「フルーツバスケット」の 舞台 The Final

唯一の家族である母親を亡くした本田透。
由緒正しい『草摩家』の敷地でテント暮らしをしていたことが縁で
家主である草摩紫呉、同級生の草摩由希、草摩 夾と一緒に住むことに。

ところが、草摩家は何百年も前から代々十二支の呪いに縛られていた。

透は呪いを解こうと奔走するも、解決の糸口は全くつかめない。
それどころか、草摩家の当主である草摩慊人が女性だったという最大の秘密を透は知ってしまう。

『神』の慊人と『十二支』の皆をつなぐ“絆”、
それは儚く脆い悲しみの螺旋……。

誰もが忘れた最初の記憶、最初の約束。
その向こうで由希を、夾を、そして透を待っているものとは……。

物語はついに最終章へ
最後の宴が、始まる―――


◆キャスト
【本田 透】吉田綾乃クリスティー
【草摩由希】北川尚弥 【草摩 夾】橋本祥平 【草摩 紫呉】安里勇哉

【草摩潑春】田村升吾 【草摩依鈴】志田音々 【草摩紅葉】古賀瑠

【魚谷ありさ】南千紗登 【花島 咲】中村裕香里
【真鍋 翔】広井雄士 【倉伎真知】堀内まり菜

【草摩楽羅】関根優那 【草摩杞紗】鎌田英怜奈 【草摩燈路】陣 慶昭

【草摩紅野】三好大貴 【草摩慊人】彩凪 翔

《映像出演》※事前収録による映像出演
【草摩綾女】仲田博喜
【草摩はとり】伊万里 有
【草摩藉真】稲垣成弥
【草摩利津】安達勇人
【本田今日子】芳賀優里亜
【草摩 晶】松田 岳
【草摩慊人】(幼少期):津久井有咲 NEW

《アンサンブル》
河原あずさ 横松龍 葉月あさひ 槙原唯

◆スタッフ
美術:秋山光洋(n10design)
照明:河野真衣
音響:田中亮大(Paddy Field)
映像:O-beron inc.
衣装:ヨシダミホ
ヘアメイク:西村裕司(earch)
演出助手:スギザキサトミ

舞台監督:横尾友広

アートディレクション:羽尾万里子(Mujina:art)
宣伝写真:金山フヒト(Xallarap)

制作プロデューサー:ウネバサミ一輝(シザーブリッツ)


<公演概要>
公演タイトル:
舞台「フルーツバスケット The Final」

公演ホームページ:
https://fruba-stage.jp/

公演X:
https://x.com/fruba_stage
ハッシュタグ:
#フルバ
#舞台フルバ


<主催>
舞台「フルーツバスケット」製作委員会2024

Ⓒ高屋奈月・白泉社/舞台「フルーツバスケット The Final」製作委員会2024

レポート:濱口監督「アクション映画も撮ってみたい!」東京藝術大学映像研究科映画専攻 設立20年記念イベント濱口竜介監督トークレポート

2024年10月14日、神奈川・馬車道にある東京藝術大学馬車道校舎において、「東京藝術大学映像研究科映画専攻 設立20年記念イベント濱口竜介トーク」が行われました。

今回のトークショーでは、濱口竜介監督と、聞き手として筒井武文教授が登壇され、濱口監督もホームという事もあり、リラックスした感じでトークショーに挑まれていました。

筒井教授が「文化人になったね。」というと、濱口監督もそういうのは気にしないらしく、サラリとかわしてました。筒井教授は設立当初「(一期で)一人、撮り残れば良いよね。」とは言いつつ、一期生から一桁後半出ている実績を話していました。

濱口監督は、一期生でも受けたが落ち、二期生で受かったそうですが、筒井教授が濱口監督と会ったのは、一期生の時の監督面談だよね?と話すと、夏の映画美学校で会ってましたと言い、筒井教授が驚く一幕もありました。

濱口監督も、最初は映像制作会社に入っていたそうですが、そこは辞めて、一期目の時も受けて、最終面接まで行ったそうなので、何かが足りなかったと自身では思われ、二期目までは受けようと思われたそうです。

受験裏話として、最終面接後、加藤直輝監督(一期生)と比較されて落ちて、二期受験前に友達の友達の加藤監督の「Tokyo Murder Case」を見て、「これは落ちる。」と思われたそうです。

濱口監督も、受験時に出された課題については、1週間くらいで作られたそうなので、記憶は薄いとは言いつつも、評価や審査の基準は印象的だったそうです。撮影もカット割りはバラバラだったそうですが、これでどうやって評価されるのかと思ったのと、一年目はそうだったのですが、二年目はなるべく編集しなくても良いように、作品を制作していたそうです。

濱口監督も受験時に提出した作品については、結構言葉にならない感慨があったようです。

筒井教授も当時の濱口監督の作品をかなり鮮明に話をされ、濱口監督もあまり演者に指示を出さずにやって貰っていたと話していました。

ここからは、濱口監督の作品を振り返りました。

「遊撃」では、筒井教授の印象は編集部門が泣いていた(仕事量が凄かった)ことを挙げ、6人のシーンを編集するのに、編集をされた山本良子(卒業生)さんが泣かれていたそうです。

修了制作の話になり、自分の好きなテーマで200万円の予算も出て、スタッフもいて、機材もある事が初めてで、修了制作ではどうやって人間関係を悪くしないかと考えながら、作られたそうです。(一期生の人間関係が悪くなっていたため。)

筒井教授は、濱口監督は幸運で、一期生ではなく、二期生だったことを挙げ、一期生の時はスタジオが無かったことや、一期生の時に三日間スタジオに詰めた人がいて、技術スタッフがボイコットされたエピソードを披露していました。

「記憶の香り」は今まで8mmでは撮っていたけど、フィルムで撮った感想は、濱口監督は「大切に楽しく撮った。」ものの、脚本が分からず「分からないながら撮った。」と話していました。フィルムの時は資源が有限なので、カット割りをかなり考えられてやっていたことや、脚本も小林美香(卒業生)さんのもので、書かれた通りに撮ろうと心掛けたそうです。

「SOLARIS」は脚本については、黒澤教授が原作小説は好きだが、今までの映画は好きではないので、作ってくれと言われて、作ったそうですが、これは無理難題が前提で、一学年30人が脚本可能性(これだったらできますと言う提案)を提出し、濱口監督も物語が作れればいいだろうという事で作ったら、自分のが通って良かったと話していました。

セットも凄くて、自動ドアも手動だった話や、上映できなかった理由としては、版権の関係だったと話していました。(編集部注:おそらく著作権法の教育の範囲外での使用の可能性のため)

脚本の人がCGも出来るという事で、担当されたそうですが、どんなにCGが発達しても、この作品のこのCGは残したいと話していました。

ここからは、役者陣の演技論の話になり、濱口監督の「ジョン・ルノワールのイタリア的本読み」の話になり、基本的にどの作品でもやっているのと、やっていると役者の表情が変わると話していました。

濱口監督が徹底した演技指導をしていると思いきや、濱口監督は特に演技指導はせず、役者の能力に任せていると言います。筒井教授はここはOKだけど、スーパーOKをだそうねという駄目だしの話をされましたが、濱口監督はこのシーンは良かったので、他のシーンでも更に良いシーンを撮って、また同じシーンを撮ると言う、工夫をされているそうです。

また、何テイクか撮っていくと、役者もそのシーンの演技が上手になり、本当はOKの所をもうちょっと撮ることはあると話していました。

それなので、役者の人に言える事としては、練習を何度も行う事こそが、芝居が上達する手段であると言っていたと思います。

それを聞いて、筒井教授は「瀬田(なつき監督:二期卒業生)は天才。」「濱口さんは天才ではないが、努力の天才。人間は面白くないけど、映画は面白いから。」と言い、濱口監督も経歴は立派過ぎるくらいですが、努力をして、勝ち得たものであり、天性の才能でなった訳ではないと筒井教授は言っていたのだと思います。

最近の藝大についての話では、筒井教授は「若い人が撮るのが映画で、素晴らしいのが出来ている。」と逸材はいるものの名前は伏せていました。筒井教授は一期生や二期生の時が一番恵まれていた時期で、今は国の政策や大学からのお達しで予算が減り、アイデアはあっても、それを実現できる手段が減っていると憂いていました。

筒井教授は「濱口監督は勉強好き。」と話し、色んなことを学んできたからこそ、表現の幅が広がっているのではないかと話していました。

また、筒井教授は意味深に「映画は素晴らしい映像ではなく、的確な映像を取ればいい。」と、美しい映像を撮るのではなく、その映像を見て、何を感じられるかという話もされていました。

加えて、「藝大は(当初は)滅茶苦茶やっていたが、本数を撮ってこいと言えなくなった。」と、出来る事が減っている事をここでも憂いていました。

そして、「実作が絶対中心。予算も削減される中で、自由を保てるか。ここが良い所はなんでも撮れるところ。学生は在学中は自由が素晴らしいというのが分からない。」と映像監督を生み出すインキュベーターの価値が理解されていないのが口惜しい感じでした。

濱口監督は「藝大を出てから」では「藝大を出た段階ではもしかしてこのまま商業映画に出れるかと思ったら、甘くはなく、結局自主映画を撮ったり、韓国との合作や、東日本大震災の被害の記録など、藝大から仕事を斡旋されていたという認識が強い。」と大学と接点があったから、食いつなぐことが出来たそうです。監督としては、その時の事は表には出すまいという感じでしたが、出来る事はなんでもやる姿勢だったと思います。そして、すこしずつ撮影については、プロデューサーから生活費を貰っていたそうです。

「ハッピーアワー」は世界中で上映され、一息つけるようになり、文化庁の派遣でアメリカに一年行き、独立系の映画では、スタッフに平等に配分する収益の分配など、映画業界もこうだといいなという話をされていました。自分たちが現場でやったことを価値を持った作品がスタッフにお金が入る。簡単なようで難しいのが、今の世の中だと思います。こういうのは全体に広がっていくと良いなと思います。

映画の製作の話になった所で、再び「イタリア的本読み」の話になり、濱口監督は「役に立つと思う。」と話していました。本読みをしていると物語が収斂していく。新たなばらつき、演技の方向性にもなると思うのですが、現場では何も言わないのですが、これは違うと言う演技は無いと受けている。と話し、場面は設定するが、殆ど干渉されない様子でした。

役者さんに任せる。物を言わない方が輝いていると思う。現場が分からないと言う意味では(映画を作っているけど)ドキュメンタリーだと思う。たまたまよく出来た(シーン)を繋いでいる。クラシカルなカメラを置いているが、どのテイクで出来るか、出たとかもある。と話していました。

アクションが繋がらないことも多いし、演技のテンションも違うけど、発見としては、1人の人が演技をしていると、編集では気にならない。もう一つ、良く録れている声をハメ替えている事はある。なだらかに見えるようになる。と、映画ならではの編集技術で、色々作り上げている話をされました。

全部回すのは編集が決まっていないけど、長く回っていれば回っている方が役者が発展していくことが多いので、長く回すのが多いです。と独自の映像手法についても話をされていました。

このことをやることによって、何が良いかというと、「役者が成長する。」という事で、作品内での役者の成長は目を見張るものがあるようです。

筒井教授から濱口監督への質問として、「現場が悪いけど、良い映画が出来る。」のと「良い現場だけど、悪い映画が出来る。」では、濱口監督は前者っぽいニュアンスでした。

脚本という設計図から映画を製作することについては、濱口監督は脚本から飛躍する事は無くて、脚本で、役者さんが時になんなんだというのが時々ある。その瞬間にかけている。それが撮れれば、そこまで跳ねてない場面も編集で生き返る。と両方が駄目だと駄目だが、片一方がずば抜けて良い場合は、それはそれでありという感じの話でした。

編集については、筒井教授の門下の人しかやったことが無いと話し、自分の人格も分かったうえで付き合ってくれているスタッフに感謝。と、編集スタッフも最初は遅いけど大丈夫か?と思われた時もあるそうですが、納期にはちゃんと仕上げてくれるので、信頼していると話していました。

資金の豊富な作品も作りたい。頑張ります。と予算に縛られない形での作品にも興味を持たれていました。

藝大にはスタジオが少ないと言う話になり、寄付で藝大に濱口スタジオ、筒井教授も筒井スタジオ、筒井教授は来年まで(に定年という事で是非と話していました)。

筒井教授は、「藝大に入った当時、商業映画 映画専攻はどういう人材を輩出したい?元々、出来たところでは、商業映画が出来る人、ここの敷地しか取れない人を広げたい。誰もが同じ映画を作るようにしたくはないと思っていた。本当に予算削減が来るので、学生の予算が減る。」と予算の削減による文化芸術分野の衰退への危機感を持たれている様子でした。

筒井教授は「いつまでもそれが続けられるとは限らない、予算は減ったけど、もっと多様な人材が出来る方法はあるのではないか。」と、予算が減ったけど、減ったなりに方法論があるのではないかと話していました。

今まで募集していた学生は映画監督という感じでしたが、「ドキュメンタリーが撮りたい人が来ても良いのではないか。融通の利く教育が出来るのでは。」と今までとは方向性の違う可能性も見せていました。

ここで、筒井教授としては、濱口監督に教授を公開打診!濱口監督は「10年後くらいかな?」と濁らせていましたが、生涯映画監督の感じを見せていたので、客員教授とかそっちだったら可能性は有るかもしれないと思わせられました。

最後に質疑応答が行われ、「日本の映画の興行収入が約2200憶円、日本のTV、BS、CATVは約3兆円、NETFLIXは約1.7兆円の市場規模がありますが、やって見たい所はありますか?」には、濱口監督も「面白い企画なら受けます。」と、大学卒業時に商業作品も担当されていたのと、大資本でも作品を作りたいと話していたので、今話題のNETFLIXなどのオンデマンド系での独占作品が見られる可能性もあるかもしれません。

最後にどんな映画を撮ってみたいですか?という話では、濱口監督が「アクション映画を撮ってみたい。」とこれには筒井教授も同意見で、意外と難しいと言う話をされ、トークショーが終了しました。


「東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻 設立20年記念上映会」
日時:
2024年10月13日~27日(15日間)
会場:
東京藝術大学大学院映像研究科・馬車道校舎大視聴覚室(103席)
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町4-44
入場料:
無料
主催:
東京藝術大学大学院映像研究科、馬車道会
上映会HP:
https://anniversary.geidai-film.jp
※タイムテーブルは上映会ホームページをご覧ください。
※上映スケジュール・出演等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。


(c)東京藝術大学大学院映像研究科