2024年12月14日、東京・六本木にある六本木 蔦屋書店において、山下リオ写真集『Selenge』発売記念会見が行われました。今回は山下リオさんが登壇されました。
最初に、穏やかにフォトセッションが行われ、その後に質疑応答が行われました。
<17年ぶりの写真集の率直な気持ちは?>
まだ、家族も見てなかったりして、実際の反響は分からないのですが、自分でも何度も見返しました。見るたびに新しい発見があるというか、この瞬間しか切り取れない場面を沢山撮って頂きました。
<友達や家族に言われたい言葉は?>
発売が昨日なので、まだなのですが、事前に「FRIDAY」さんに写真が流れていた時に、女性から反響が大きくて、色っぽいねとか言って貰いました。私も14歳から仕事をして来て、やっと30歳を超えたのですが、大人になったねと。
<フォトセッションで見せた、お気に入りのカットの理由は?>
私自身、鏡を見た時に良く分からないことが有るのですが、安定していない。お芝居をしているか分からないけど、そういった意味でもやっぱり写真集をやらせて頂いて、本当の自分の顔というのはどのようなものか、その答えが載っていた気がしました。これが、自分という一冊になったと思います。
<こだわった点は?>
実際に、5泊6日、モンゴルを旅したのですが、旅の順に構成されていて、モンゴルでの表情の変化や、お馬さんに触れたり、自分の中でもモンゴルで変わっていく心情があって、写真集の中でも表現されていると思います。
<ボディメイクで意識している事は?>
私、首ぎっくりにすごくなるんです。なると布団から起きられなくなるので、週に2回整体に行っています。その言葉が出たのが、本当にモンゴルが大変で、日没が夜の9時半なんです。(撮影は6月頃)撮影が始まったのは朝の7時で、12時間以上撮れるのですが、写真集はご褒美旅とイメージしていたのですが、かなりストイックに、乾燥地帯という事で、肌もカサカサ、お湯が出なくて、色んなハプニングの時に、ありのままの私が出てきたと思います。
<モンゴルを選ばれた理由は?>
私、競馬の騎手を目指したかったくらい馬が大好きで、馬の国と言ったら、モンゴルで、ずっと自分の中で憧れがあって、モンゴルに行きたいと提案させて頂きました。いざ行ってみると、水の中で気持ち良さそうに浮かんで、寝そべっているシーンがあるのですが、お馬さんが好きだからモンゴルにしたのですが、どこにいても馬がいて、その川も馬糞がたくさん流れてきて、気持ちいいものでは無かったけど、馬が愛する気持ちがあるからこそ、こなせたのです。自分の中では、さっき見せたカットでは無いですが、お気に入りになっていて、その体験も含めて、常にずっと気合のギアを入れていました。それも含めて、切り取られていると思います。
<モンゴルの地名「Selenge」のタイトルの意味は?>
「Selenge」という言葉自体が清く美しくという意味があるんです。美しい地名だなと思ったのですが、私、リオはポルトガル語で「川」という意味もあるのですが、そう生きられるようになりたい。という思いと、正直な自分の美しさになるのでないかと思います。正直な写真集になりました。
<自己評価は何点ですか?>
100点です。
<今後の仕事とプライベートで挑戦したい事>
今回の写真集も、自分から提案させて頂いて、広がってきたのですが、そういう道の物だったり、やったことの無い事の経験したことが無い事に興味があるのですが、来年ももっと新しい事、なんでもやりたいという気持が強くて、もしオファーを頂けるなら何でもやりたいと思います。過酷な旅でも、なんでも面白がれるのは強いなと思っていて、来年もいろんな役柄に挑戦したいと思います。プライベートでは、海外旅行の一人旅が凄く好きなので、来年もペルーとかに行きたいです。
<写真集を通して、新しい発見はありましたか?>
私、カメラが凄く嫌いなんです。撮られること自体、正直苦手で、大抵プライベートの時もピースか変顔とかにしていて、照れくさいんです。その中で、カメラを向けられた時に、有りのままでいられるのは自分の中でも課題で、出来なく過ごしてきたんですけど、今回モンゴルと言う異質な場所、日本にはない環境で、全く違う土地に立った時に、夕日があまりにも美しくて、ちょっと涙をこぼれたり、そういうことをカメラに撮られる事に自分が出来るんだ。自然とそうなっていたのには、自分で驚きました。
<商品情報>
タイトル:山下リオ写真集『Selenge』
著書:山下リオ
価格:4,400円(税込)
発売日:2024年12月13日
仕様:128ページ
ISBN-13:978-4065373286
出版社:講談社
©東 京祐/講談社