レポート:次世代を担う若手俳優が夢の競演!舞台「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation- Case. Scien Brofiise」ゲネプロレポート

2024年12月19日から12月29日まで、東京・新宿にあるシアターサンモールにおいて、舞台「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation- Case. Scien Brofiise」が行われます。今回の作品は「絶望エンド」と「救済エンド」の結果が二つに分かれており、その名の通り、良い結果と悪い結果で分岐するストーリーも魅力の一つではないでしょうか。

今回のレポートでは、「絶望エンド」をレポートします。

今回の舞台は、オトメイト(アイディアファクトリー)の「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-」が原作となっており、物語のベースになっています。今回の作品はチケット完売公演も多くあり、作品ファンも要注目の作品となっています。

物語の内容については、ネタバレ回避のため、漠然とした表現になりますが、いつの間にかこのキャラが主役なのかと分かるような感じ(原作を知らない場合)なのですが、後半になると驚異的な伸びで、見どころがたくさんあると思います。最初からほぼ出ずっぱりになるセレス(太田夢莉さん)のキャラの三人称視点で、物語を俯瞰する形で進行していきます。ポジション的にはヒロインだと思いますが、女性陣については、舞台経験が長いからか、サロメ(石井陽菜さん)と共に結構セリフも多かったと思います。

男性陣については、通常時は激しい動きは無いのですが、何回かある殺陣が結構派手にアクションをしていたので、見ていて圧倒されました。セリフの練習と殺陣の練習、どちらが大変だったかと聞いたら、「殺陣」と言うくらい、二人でやるのではなく、三人とか連携して息を飲むとはこの事かと思う位、タイミングがシビアな殺陣をやっていて、間違えたら怪我をするレベルのことをやり遂げた練度だったので、ダイナミックな殺陣にも注目して欲しいと思います。

世界観については、何も知らない人が見たレベルだと、現代社会なんだけど、中世が混じりつつ、バイオテクノロジーが凄い社会で、色々な世界線がミックスされていて、学校で生物とかが楽しかったと思える人は、更に楽しめる感じはしました。

舞台装置については、多分シンプルですが、プロジェクションマッピングをするので、映像が映える舞台になっていると思います。映像は良く出来ていたと思います。

今回のゲネプロでは会場の真ん中よりちょい前位で見たと思いますが、舞台と会場の距離の近さが凄かったです。一回見ると癖になると思います。

観劇については、個人的には1部と2部で作品を分けても良いくらい、見ごたえがあったのと、会場は意外と寒かったので、薄めでも良いと思うので、何かかけるものがあると良いとは思います。コートを着ながらは、流石にちょっと熱いかなとは思います。
(公演時間<絶望エンド>:1部80分、休憩15分、2部110分:計205分)


<舞台「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation- Case. Scien Brofiise」 とは>
女性に圧倒的な支持を得る人気ゲームブランド「オトメイト」の大ヒット作、満を持して2024年12月、舞台化!

”謎の死“の真相に迫る、緻密で重厚なストーリー展開と、心を揺さぶる恋愛模様が舞台で描かれる!

2021年に人気女性向けゲームブランド「オトメイト」よりNintendo Switch用ソフトとして発売され、美しいキャラクターとダークな世界観、緻密で重厚なストーリーで瞬く間に大ヒットした恋愛アドベンチャーゲーム「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-」。

人気タイトルの原画などを手掛けてきたイラストレーターの読(よみ)氏による美しいイラスト、謎の死の呪いが国を覆い尽くす小国を舞台に、“死神”と呼ばれ周りを不幸にしてしまう主人公・セレスを中心に、謎の死の真相に迫っていく緻密で重厚なストーリー展開、セレスの周りに現れる様々なタイプの魅力的な男性キャラクターたちが女性ユーザーの心をがっちりと掴みとり、大ヒットを記録しました。

そして2024年12月、満を持して舞台「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation- Case. Scien Brofiise」の開催が決定。絶望エンド・救済エンド、同時上演され、謎の死の一端やセレスと登場人物たちの人間模様が舞台上で描かれます!


<舞台「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation- Case. Scien Brofiise」公演概要>
■原作
オトメイト(アイディアファクトリー)
「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-」
https://www.otomate.jp/virche/

■主題歌
オープニングテーマ
LOVERIN TAMBURIN「リコリスの愛」

■日程
2024年12月19日(木)~12月29日(日)

■劇場
シアターサンモール
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-19-10サンモールクレストB1
http://theatersunmall.server-shared.com

■脚本・演出
粟島瑞丸

■キャスト
シアン・ブロフィワーズ:北出流星
セレス:太田夢莉

イヴ:北村健人
リュカ・プルースト:佐野真白
マティス・クロード:永島龍之介
アドルフ:高本 学
アンクゥ:林 光哲

サロメ:石井陽菜
ヒューゴ:中田凌多
ダハト:古賀 瑠

橋本征弥
小泉 丞
久保 春
大塚優希
竜崎新大

【スタッフ】
舞台美術:泉 真
照明:河野真衣
音響:田中拓哉
映像:松澤延拓(カタリズム)
殺陣:六本木康弘(ジャパンアクションエンタープライズ)
衣裳:沼崎和真(Revelten)、田口幸代(Revelten)
ヘアメイク:工藤聡美
演出助手:日高信乃

舞台監督:松本樹乃(GOSHIKI)

演出部:松木けん(GOSHIKI)
照明操作:中西美樹
音響システムプラン・マイク操作:齋藤正樹
音響操作:伊藤香南子
マイクケア:宮崎淳子
映像操作:高柳蓉季
映像デザイナー:中澤裕季、大内春菜、脱兎企画、松本竜一
映像部:堀田 創
殺陣振付助手:渡辺隼斗
衣裳制作:studio BABOON、Revelten
衣裳進行:沼崎和真(Revelten)、田口幸代(Revelten)、原 翔
ヘアメイク進行:黒田はるな、杉田智子、muu
アンダースタディ:立松滉太

アートディレククション:藤尾勘太郎
写真:金山フヒト
フラワーディレククション:増野光晴(いけばな雪舟流)
宣伝美術協力:HARLY、伊藤陽佑(ACTOLI)
グッズデザイン:DMI、HARLY
パンフレット印刷:二光
パンフレット座談会:通崎千穂(SrotaStage)
WEB制作:河野真衣

制作:杉本美衣奈(style office)、小原菜那子(style office)
票券・当日運営:アンデム(松島瑞江、河田直樹)
宣伝:エイベックス・ピクチャーズ、シザーブリッツ

協力:朝霧、アットプロダクション、えりオフィス、オフィスサカイ、研音、GFA、ジャパンアクションエンタープライズ、ソニー・ミュージックエンタテインメント、テアトルアカデミー、トキエンタテインメント、TRUSTAR、プラチナムピクセル、Heazelz、mitt management(50音順)

■監修・制作協力
吉田ミサ(アイディアファクトリー)、読(クレアトゥール)

■制作
シザーブリッツ

【チケットに関するお問い合わせ】
チケットぴあ・問い合わせフォーム
http://t.pia.jp/help/

【公演スケジュール】
2024年12月
19日(木)18:00~(絶望エンド)
20日(金)18:00~(救済エンド)
21日(土)13:00~(救済エンド)/18:00~(絶望エンド)
22日(日)13:00~(絶望エンド)/18:00~(救済エンド)
23日(月)休演日
24日(火)18:00~(絶望エンド)※アフターイベント「クリスマスプレゼントお渡しお見送り会」
25日(水)18:00~(救済エンド)※アフターイベント「クリスマスプレゼントお渡しお見送り会」
26日(木)13:00~(絶望エンド)/18:00~(救済エンド)
27日(金)18:00~(絶望エンド)
28日(土)13:00~(救済エンド)/18:00~(絶望エンド)
29日(日)12:00~(絶望エンド)/17:00~(救済エンド)

計15公演
※ロビー開場・受付開始・グッズ販売開始は開演の60分前、客席開場は開演の45分前です。
[アフターイベント「クリスマスプレゼントお渡しお見送り会」]
キャストからささやかなクリスマスプレゼントをお渡し&お見送りいたします!是非ご参加ください!

【公演に関するお問い合わせ】
シザーブリッツ・制作部
info@scissors-blitz.com
※メールタイトルに作品名(舞台「終遠のヴィルシュ」)をご記載の上でお問い合わせください。

【企画・製作】
舞台「終遠のヴィルシュ」製作委員会(エイベックス・ピクチャーズ、シザーブリッツ)

公演HP:
https://virche.scissors-blitz.com/

公式X:
https://x.com/virche_stage

※推奨ハッシュタグ:
#終ヴィルステ

©IDEA FACTORY/©舞台「終遠のヴィルシュ」製作委員会
撮影:金山フヒト