今月いよいよクライマックスを迎え、早くも“ロス”の声があがるNHK大河ドラマ『光る君へ』 。同ドラマで藤原道長役を演じる俳優・柄本佑が初の著書となるフォトブックを出版する。
タイトルは『柄本佑1stフォトブック「1(いち)」』12月2日受 注受付開始/講談社) 。本人が「写真集は俳優人生でもうこれ一冊なんじゃないかな」 と語った、一生に一度、唯一無二の特別プロジェクト「 1(いち) 」 。
2022年 末頃 より始動し、ドラマや映画撮影の忙しい合間を縫ってじっくりと取り組んできた。柄本佑本人たっての希望で、海外での評価も高い写真家・森山大道と荒木経惟による特別撮り下ろしが敢行され、衣装は自ら準備、撮影場所などについてもこだわった。
憧れ続けた両名との、緊張感と幸福感
凄まじい 撮影現場――。
「とにかく、僕というよりも大道さんと荒木さんの写真の素晴らしさをじっくり見てほしい」写真家両名へのリスペクトを込めて、敢えて綴じない出版物にチャレンジした。
写真を高品質の厚紙に印刷し、ボックスに収納。
本棚に収めるだけでなく、飾ったり、一枚一枚眺めたり、組み合わせて額に入れたり、手に取った方々独自の楽しみ方をしてほしいとの思いを込めた。完全受注生産、12月2日より受付開始。
本人が一冊一冊直筆生サインとシリアルナンバーを入れたものをお届けするため、購入者への発送は2025年2月末頃予定。
また、『柄本佑1stフォトブック「1(いち)」』の発売を記念し、初のファン感謝会を開催。
with STORE購入者限定招待(初回先着100名、2回目抽選200名)。フォトブック発売前イベントとして、柄本佑本人との2ショット撮影や、購入者の方のお名前書き&サイ ン入り写真のお渡しなどを予定。
申込サイト及び詳細はwith digital、フォトブック公式X((@emoemo_book)をご確認ください。
https:/x.com/emoemo_book
【柄本佑本人コメント】
ずっと憧れ続けてきた森山大道さんと荒木経惟さんに、撮っていただきました。このお二方と名前を並べるなんて大変烏滸がましいのですが、やっと、長い制作期間を経て皆さんに近々手に取っていただけることをうれしく思います。
大道さんと荒木さんの2005年の共著 『森山・新宿・荒木』は僕の大好きな作品で、今回大道さんには念願の新宿での撮影をお願いしました 。荒木さんには、母から譲り受けたコートを着たり、ちょっと面白いシチュエーションでの撮影にオッケーいただき、スタジオでじっくり撮っていただきました。それぞれ本当に最高の時間となり、撮影日の夜は飲まずには寝られないくらいの興奮状態!まさに一生に一度の現場でした。約1名、僕の家族も現場にゲリラ参加してちょこっと登場しています。
おまけ的なコンテンツにはなりますが、初めてのフォトブックということでちょっとした僕の日常の話も、皆さんの隙間時間に読んでもらえたらと。そちらは、なんだかんだで60Pくらいの、あくまでおまけなので海外のフリーペーパーのような作りにしてもらいました。
いや〜本作りって難しい!紙質とか重さとか、気になることがたくさん。でも楽しかったです。
写真集って、ノド側がパッと開かないのが個人的に悩ましいと思っていたんです。写真も歪んでしまう。それはそれで写真集の楽しみ方なのかもしれないですが 、 100%堪能できない気がして、今回、 思いきって 綴じないことにしました。せっかくの素晴らしい写真家の作品を本棚にずっとしまったままなんて勿体無いですし、個人的には飾ったりもしたい。そんな思いを形にしていただきました。ぜひ皆さんにはお気に入りのカットを見つけて、思い思いに楽しんでもらいたいです。
【イベント概要 】
<詳細ページ>
with digital 12月 2日 昼 12時サイトオープン 予定
https://with.kodansha.co.jp/article/news-emoemo_book_2
<ファン感謝会応募付き を含む、 書籍購入サイト>
withSTORE 12月 2日 昼 12時サイトオープン 予定
・先着 100名様ご招待! 12月 21日(土)ファン感謝会・応募付き
柄本佑1stフォトブック「 1(いち)」
https://store.withonline.jp/collections/books/products/emoto100-12-21-1st-1
・抽選 200名様ご招待! 1月 19日(日)ファン感謝会・応募付き
柄本佑1stフォトブック「 1(いち)」
https://store.withonline.jp/collections/books/products/emoto200-1-19-1st-1
・イベント応募なし 柄本佑 1stフォトブック「 1(いち)」
https://store.withonline.jp/collections/books/products/emoto1st-1
【フォトブック概要】
■タイトル:『柄本佑1stフォトブック「 1(いち) 」』
■著者:柄本佑
■撮影:森山大道、荒木経惟
■発行:講談社
■発売:完全受注生産/2025年 2月末頃お届け予定 ※変更が生じる場合がございます
■定価 16500円(税込み)
■ISBN 978-4-06-534700-3
■判型:A5変型ボックスはA5大サイズ)
■内容:
・ボックス入り(表紙:森山大道撮影)
・写真カード 32枚(森山大道撮影 16枚、荒木経惟撮影 16枚)
・撮影 &プライベート 秘話 「私的 マガジン 」 62P
柄本佑のアートワーク(落書きイラスト)や自身が撮った 私物写真も収録
・柄本佑の直筆生サイン&シリアルナンバー入り
【見どころ、ポイント】
① 森山大道さんの撮影ではクールなタキシード姿と、中高生時代のファッションを再現したというTシャツ×ジーパン×下駄ルックを披露。Tシャツは、初主演作である映画『美しい夏キリシマ 』((’03 年の映画会社の方がプレゼントしてくれたという 一枚を、当日柄本自ら持参。
② 荒木経惟さんの撮影では、 なかなか出番のなかった“ド派手な私服”を着て「素肌にジャケットに裸足」で魅せた。
③ 森山大道さん、荒木経惟さんが同作品に名前が並ぶのは、共著『森山・新宿・荒木』(2005年)以来、約20年ぶり。
④ 「私的マガジン」には、“柄本佑をよく知る人物”として、フォークシンガーの森山直太朗さん や 映画監督の三宅唱さんとの対談 、関係者からのメッセージなど も収録。
⑤ 家族、趣味、日常のことなどについて語った「私的マガジン」 に は、柄本佑の目線で撮った私物や料理写真なども掲載。
⑥ ブックデザインは、数々のアートディレクションで高い評価を受ける平林奈緒美さんが担当。
【PROFILE】
柄本佑 Tasuku Emoto
1986年12月16日生まれ。東京都出身。2001年、黒木和雄監督『美しい夏キリシマ』のオーディション に合格。’03年、同作の康夫役で主演デビュー。第77回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞、第13回日本映画批評家大賞新人賞を受賞。’19年、三宅唱監督作『きみの鳥うたえる』で第73回毎日映画コンクール男優主演賞、『素敵 な ダイナマイトスキャンダル』で第 28 回日本映画批評家大賞主演男優賞、両作と『ポルトの恋人たち 時の記憶 』により第 92 回キネマ旬報 ベスト・テンの主演男優賞 を受賞 した。’22 年の『 ハケンアニメ!』で第 44回ヨコハ マ 映画祭助演男優賞などを受賞。近年の代表作に、ドラマ『空白を満たしなさい』『初恋の悪魔』 22 年、 映画『シン・仮面ライダー』『花腐し』((’23 年 など。’23 年 1月、自身が監督を務 めた『 ムーンライト 下落合』『約束』『フランス にいる』の 3 本 からなる短編集『 ippo』を発表。 ’24年の大河 ドラマ『光る君へ』 NHK では主人公のまひろ紫式部 の生涯のソウルメイト・藤原道長 を 演 じ ている。’25年2月には、アニメ 映画『野生の島のロズ』声の出演と、映画『ゆきてかへらぬ』が 公開となる。
森山大道 Daido Moriyama
1938年大阪府池田町(現・池田市)生 まれ。 デザイナー から転身し、岩宮武二、細江英公の助手を経 て、’64年にフリーの写真家として 活動を始 める。’67年『 カメラ毎日』に掲載された「にっぽん劇場」シリーズ などで日本写真批評家協会新人賞 を受賞。サンフランシスコ近代美術館((’99年・メトロポリタン 美術館、ジャパン・ソサエティー〈ニューヨーク〉巡回)、国立国際美術館(2011年)での個展 、テート・モダン(ロンドン)で行われたウィリアム・クラインとの合同展(’12~ ’13年)他、 国内外で展覧会が開催 され、現在は大規模な回顧展がヨーロッパ 巡回中。国際写真 センター(ニューヨーク)Infinity Award生涯功労賞 を 受賞(’12年)、フランス 政府 より芸術文化勲章(’18年)を 受 章 、 ハッセルブラッド国際写真賞(’19年)を受賞 するなど世界的に高い評価を受 けている。
荒木経惟 Nobuyoshi Araki
1940年東京都台東区三ノ輪生まれ。千葉大学工学部卒業後、広告 カメラマン として電通に勤 務。’64年『 さっちん』で第1回太陽賞受賞。 ’71年、妻との新婚旅行 を写した『センチメンタルな旅』で写真家として デビュー。ポートレート、都市の風景、風俗、幸福、花、空、猫、ファッション、緊縛など世の中のあらゆる「こと」を写す「写狂人」。代表作に、愛猫 チロ の 写真集『愛 しの チロ』 ((’90年 、妻・陽子 が 子宮肉腫 で 他界 するまでの 日々 を 綴 った『 センチメンタル な 旅・冬 の 旅』( ’91年)、 ドイツ の TASCHEN社刊行 の 世界限定 2500部 の ベビー・スモウ・ブックシリーズ『 ARAKI』( 2002年)、『 ARAKI by ARAKI』 (’03年) など。 ’05年 ロンドン の バービカン・アートギャラリー で 大規模個展 を 開催 するなど、海外での評価も高い。
・書影
撮影:森山大道 講談社
©Daido Moriyama Photo Foundation
・写真カード
撮影:森山大道 撮影 :荒木経惟
©Daido Moriyama Photo Foundation ©Nobuyoshi Araki
・メイキング カット2種
©講談社