レポート:作品を読んで、感じて欲しい!「祝『あらしのよるに』30周年&シリーズスタート」記者会見レポート

2025年3月14日、都内某所で「祝『あらしのよるに』30周年&シリーズスタート」記者会見が行われました。

最初にフォトセッションが行われ、和やかな雰囲気で行われました。続いて、お祝いのコメントとして、立川志の輔さん、中村獅童さん、村山輝星さんと、3世代に分かれたビデオメッセージも届き、多くの人の心に響いているのが伝わってきました。

続けて、代表質問が行われ、「20年ぶりの新刊が出るきっかけ」、「注目して欲しい点」、「こういう人に読んで欲しい」という質問に答えていました。

「20年ぶりの新刊が出るきっかけは?」では、きむら先生は「頼まれたから。」であり「続編は出さない。」と思っていたそうです。しかし、20年経つと色んなものが変化していて、まだ書くものがあるのに気付いたので、書いたと話していました。

この質問に関連して、別の質問の時にも、前の時に6巻の時にオオカミは一度死んでいたけど、読者からの多くの復活させて欲しいと言う声が、オオカミが死んだとは別の視点も必要だと言うので多面的な作品が書かれた経緯もあるので、今の親が一人という家庭も増えてきている事や、社会情勢などを見て、書きたいと思われたそうです。(前作は友情、今作は家族を意識して書かれているそうです。)

「注目して欲しい点」では、あべ先生は「今回はシマリスが登場しました。シマリスは北海道しかいないので、本州だとかなり標高の高い所にいます。ワシが出てきます。北海道には大鷲とオジロワシがいます。」と作品の世界観については、きむら先生も北海道をイメージしていたそうですが、北海道の人から見た場合、まだ甘いという事で、絵については、設定に肉付けをされているそうです。

「こういう人には読んで欲しい。」では、きむら先生は作品のキャラクターは擬人化されている感じで話をされていましたが、登場キャラクターを人間に置き換えると、違った見方が出来るのではと話していました。あべ先生は「子供に読んで欲しいし、家族に読んで欲しい。親子で読むのが面白いと思います。」とコメントされ、記者会見は終わりました。


(C)『新あらしのよるにシリーズ1 あいことばはあらしのよるに』作 きむらゆういち 絵 あべ弘士/講談社