昨日12/4(水)、紀尾井小ホールにて第三回杉友寄席が行われました。
昭和の時代に売れない噺家を応援するために開催されていた当寄席。昨年、令和版として様々な観点の啓発とコラボし、落語を通して社会を良くする一端として啓発を行ってまいりました。
これまでは、特殊詐欺対策、健康づくりの啓発をしてまいりましたが、今回は新たに「防災」の観点から、ペットと一緒に避難できる環境をを整えるためコラボし、動物にまつわるお話を中心とした落語会を開催。
落語には意外と動物が出てくる噺は多く、普段、落語を聞く機会がない方々にも親しんで頂ける内容に多くの方にお楽しみいただきました。
また、2023年7月25日に伍代夏子さんが立ち上げたプロジェクト「りく・なつ同室避難プロジェクト」の活動について、五代さんからも報告をいたしました。
『この活動を始めたきっかけは、被災地支援です。私もワンちゃんを家族のように思ってる身として、協力し合って、理解し合って、人と棲み分けて、もう一つ別の避難所でペットを連れてきてもいいよというところを作れないかということお願いする活動をしている真っ最中です。』と本年のプロジェクトを振り返り、また、保護犬が増えていることについても触れ、『殺処分しないような活動をたくさんの方が個人で声を上げて活動していますが、なかなか手が回らないという状況があります。そのような環境を解決するためにクラウドファンディングを立ち上げて、今助けなければいけない状況である場所へ手を差し伸べるためのプロジェクトを始めることにしました。刑務所での譲渡会や受刑者の方に手に職をつけていただけるトレーニングなど、刑務所で保護犬のシェルターとして活用することで、ドッグセラピーにも繋がるのではないか。』と、刑務所の空きスペースを利用した活動もできないか、杉さんと話していることも明かしました。
『ペットを連れて避難することを賛成できない人もいると思いますが、反対しないでいただける世の中になるようにしていきたいです。どうぞよろしくお願いします。』と改めて呼びかけました。
〇りくなつ同質避難推進プロジェクト
https://www.riku-natsu.jp/
〇クラウドファンディング
https://www.riku-natsu.jp/projects/
〇概要
第三回杉友寄席
実施日程:2024年12月4日(水) 18:00~20:30
会場:紀尾井小ホール(東京都千代田区紀尾井町6?5)
出演者:
杉 良太郎(80)
伍代 夏子 (りく・なつ同室避難推進プロジェクト アンバサダー)(62)
吉原 朝馬(75)
林家 正雀(72)
古今亭 志ん彌(74)
金原亭 馬太郎(34)
古今亭 雛菊(30)
司会:吉原 朝馬
主催:杉友寄席事務局