今回の作品「うつせみ」はばあちゃんは実際の紗倉さんの祖母がモデルで、辰子は紗倉さんがモデルという話をされ、他の登場人物についても、モデルがいるという話をされていました。
整形の話については、難しさもあるが、各々ゴールがあると思うのと、自分の思う通りに顔を整形するのがファッションのように洋服を変えるようにする人が周りにいるというので、抵抗はないとの事。
小説を書くことについては、女性の主人公を書くと、自分自身を投影されているんですよね?と言われる事が多いので、今回はばあちゃんを主役にしました。
文書については、小学生の時は親に代筆して貰わないと通らないくらい酷かったが、高専生の時は毎日レポートを書くようになれ、好きになったと話していました。
紗倉さん自身は家族小説が書くのが好きで、暫くはこうしたいけど、突然違うジャンルを書いて「こういうのも書けるんですね!」と言われるようになりたいと話していました。
紗倉まな『うつせみ』
発売日:2024年12月5日
定価:1760円(税込)
四六判:144ページ
ISBN:978-4-06-537840-3
文芸第一出版部
(C)紗倉まな『うつせみ』/講談社