2024年11月16日、東京・池袋にある池袋シネマ・ロサにおいて、映画『KYロック!』初日舞台挨拶が行われました。今回の初日舞台挨拶では、考祐役の加藤雅也さん、智絵里役の大塚寧々さん、広島のミュージシャンで本人役のミカカさん、琴子役の國武綾さん、今回はMCを担当される前田多美監督が登壇されました。
時間となり、初日舞台挨拶が始まると、会場からは大きな拍手が起きてました。
最初にキャスト陣から一言挨拶をし、加藤さんとしては3本目の広島での映画であり、今回の舞台挨拶を楽しみたいと話していました。ミカカさんは自身を素人と謙遜すると、加藤さんが素人ではないと力強く芝居の才能を褒めていました。大塚さんは広島での撮影は充実した日々だったと語り、國武さんは広島県福山市の出身だが、現在は奄美大島に住んでいて、今日は奄美から駆け付けたと話していました。
前田監督が広島での撮影の話をすると、前田監督がミカカさんが面白かったと話すと、加藤さんが大塚さんが近づくとミカカさんがデレデレになると暴露し、ミカカさんもそのことについては、否定していませんでした。
作品の中では、加藤さんが大塚さんの自転車を押したり、大塚さんが加藤さんの自転車を押したりと、微笑ましいエピソードや、台本を読んだ時の感想では、加藤さんは智絵里について、前田監督から、大塚さんをイメージして、読んでくださいと言われて、そのイメージで読んでいたら、実際に大塚さんがオファーを受けてくれた話もされていました。
大塚さんが実際の飲み会に参加された際、ミカカさんが照れ、舞台上でもミカカさんが本当に誰が見てもかなり酔っぱらっていると思えるくらい赤面になり、加藤さんの酒の席での映画での話について照れていました。
ミカカさんはデレデレと言いつつ、加藤さんも役では、チャラチャラと言われ、加藤さんには、前田監督から何か初挑戦をして貰いたいと話し、加藤さんはミュージシャンに挑戦されたそうですが、予算の都合と一発取りを言われ、映画の中でフォークソングを歌うそうですが、ロックにアレンジされ歌ったそうです。因みにアレンジについては、作者の事務所に許諾を得た上で行っているそうです。
前田監督は、加藤さん著の「What’s Next」を読む前にオファーをされたそうです。それなので、「What’s Next」でキャスティングをされたわけではないそうです。
ライブについては、この作品のみのライブシーンなので、注目して欲しいと前田監督が話し、絶対に音源化されないので、映画館で聞いて欲しいと話していました。因みに、映画は4週連続上映とのことなので、その間に是非見に行って欲しいと話していました。
今回の作品では、キャストもスタッフに交じり、作業をしていたと加藤さんが話すと、スタッフが足りなかったのでは?と裏話を披露され、キャスト陣は思い出し笑いをされていました。監督が全体の管理をされると思いますが、本当にカツカツの中で、映画を作られているのが、キャスト陣の証言で本当なんだと思わされました。
撮影のシーンでは、國武さんが飲み物を飲むシーンがあったそうですが、加藤さんと大塚さんは自転車に乗る都合でアルコールが飲めず、國武さんに飲むシーンが集中したそうです。出された飲食店では、飲み物がアルコールしかなく、ほぼアルコールを飲まれていたそうです。加藤さんは先ほどのアルコールの話に絡め、色んな人とワイワイ楽しく映画を見るのが文化だったと話していました。
最後に、前田監督が撮影時に思いついた「君と出会えて良かったロックンロール!」の話をされ、初日舞台挨拶が終了しました。
映画『KYロック!』
配給:Donuts Film
公開中
©『KYロック!』