レポート:映画「僕のなかのブラウニー」初日舞台挨拶レポート

2025年1月3日、東京・池袋にある池袋シネマ・ロサにおいて、「僕のなかのブラウニー」初日舞台挨拶が行われました。今回は平野絢規(ひらの・あやき)さん、天海塁(あまみ・るい)さん、田口淳之介さん、相馬雄太監督が登壇されました。

映画が完成して、今の気持ちについての質問をされると、相馬監督は「感無量」と一言話し、監督も精神的にしんどい場面があったそうですが、それを乗り越えて、作品が完成したと話していました。

作品についての感想では、平野さんは「震災の事を考えるきっかけになればなと思います。」と震災当時はまだ生まれてなかったと思いますが、東日本大震災がどのような物なのか、昨今日本各地で起きている地震から想像しているような感じでした。

天海さんは、「『……』ばっかりだった。」と監督もフォローしていましたが、一言しか喋らない役だったという事で、どのように役の感情を表現すれば良いのかも考えたそうで、なかなか難しい役を演じられていたと思います。

田口さんは映画については約20年ぶりなのと、東日本大震災から今日までの色んなことを考えさせる良いきっかけになったのではないかと話していました。

ここで、MCから若干無茶振りで、初日舞台挨拶を踏まえた上での、作品の手ごたえという質問がされ、相馬監督も今回の作品が商業初作品という事もあり、どうなるか?と思われたそうですが、初日にチケットが完売したという事で、今後の自信につながったのではないでしょうか。

「僕のなかのブラウニー」の感想では、田口さんは撮影は一日だけだったそうですが、子役の子たちが完璧に役を仕上げてくるので、負けられないし、年齢的に僕にもこのくらいの子供がいてもおかしくないんだよな…。と感慨深げに話をされているのが印象的でした。

キャスティングについては、相馬監督は200~300人の応募があった中で、一番上手な子を選んだと話していました。

最後に、キャスト陣が各々の抱負を述べ、子役陣については、来年が中学生だったり、小学校六年生という事もあって、しっかりとやっていきたいと話していました。


<キャスト&スタッフ>
出演:平野絢規、アキラ100%、山本彩華、平野翔太、天海塁、田口淳之介

制作:東京モノロン
脚本・原作:三浦有為子
監督:相馬雄太
主題歌:「水平線」エゾシカグルメクラブ
配給:夢何生

2024年/日本/カラー/58分

公式サイト:
https://brownie-movie.com


『僕のなかのブラウニー』
配給・宣伝:夢何生
全国公開中

(C)僕のなかのブラウニー