レポート:「言葉なんていらない」第12回全国高等学校ダンス部選手権(DANCE CLUB CHAMPIONSHIP vol.12)イベントレポート

2024年8月20日、東京・有明にある東京ガーデンシアターにおいて、第12回全国高等学校ダンス部選手権(DANCE CLUB CHAMPIONSHIP vol.12)が行われました。

厳正な審査の上、優勝は武南高等学校(和勢:わっしょい)、第二位は樟蔭高等学校(祈念:とっこうのはな)、第三位は帝塚山学院高等学校(鼓舞:マウイ)が受賞しました。

優勝は、超過酷なトレーニングをこなしてきた男性部員主体のチームが、大会としては初となるブレイキンでの優勝で、二位~四位は、同点ながら、表現力の優劣で評価が決まりました。
(詳細レポート(予選から決勝まで)は後日公開予定です。)

賞レースなので、点数を付けられて、評価されるのはありますが、今回の場合も審査した人の評価であって、別の人が評価をした場合は、別の結果になると思います。

今回の第12回全国高等学校ダンス部選手権で一番印象的だったのは、予選と決勝までのブレイクタイムに行われた、DJ KOOさんによるDJステージ。

最初はDJ KOOさんが煽っても、予選ステージで立派なダンスを披露した出演者達が、誰が最初にやろうかとファーストペンギンのような状態でしたが、誰かがやってみると、他に私もやってみようと踊り始め、後の方になるにつれ、前方で踊る参加者も増え、J-POPパートでYOASOBIのアイドルが流れると、違う学校でも、共通言語のダンスで、両手では足りないくらいの人数で大盛り上がりをして、緊張を吹き飛ばして、決勝に挑んでいたと思います。

ダンスは様々な表現がありますが、一つが全てではなく、全てが全てだと会場も魅せられていたと思います。

様々な目標を持った、高校生の青春を魅せていたと思います。3年生は様々な進路に進み、2年生は今度は自分たちがリーダーとなって、先輩の背中を負いながら活躍し、1年生も今度は自分たちが先輩となって、後輩を教える番だと思います。賞レースは学校によって様々ですが、違う大会でも、自分たちの最良のパフォーマンスを披露してくれればと思いました。