2024年8月9日、東京・渋谷にあるTOWER RECORDS渋谷店において、数原龍友(GENERATIONS)初フォトエッセイ『ついてきて』発売記念会見が行われました。
今回は、発売記者会見の様子をレポートします。
最初はフォトセッションから始まり、数原さんは記者からの表情や仕草のリクエストを受けると、無茶ぶりな内容でも数原さんらしくアレンジして、ポージングをして頂けました。
以下は記者会見内容になります。
<「ついてきて」の率直な感想>
自分の今まで歩んできた人生の語らなかった部分、多くの伏せていた部分をさらけ出したので、恥ずかしさや照れがあるのですが、時間をかけて制作させて頂いたので、すごい良い一冊になりました。
<どうして本を出そうと思ったのか?>
写真集を出して欲しいとファンの人にも言って貰っていたのですが、シャワーシーンを撮るのに照れやコンプライアンス問題で「嫌や」と言っていました。30歳の時にどう迎えようかと思った時に、自分も準備しているので、30歳から31歳になった時には深みのある人間になってると思うのですが、「(出版社に)どうですか?」と言って、やっとの思いで、出させて頂いた一冊です。そういう経緯です。
<昨日発売されましたが、家族やメンバーからの反応は?>
GENERATIONSは目の前で見てくれて、「凄いな!凄いな!」と反応してくれたり、「アメリカじゃん」と言ってくれたり、嬉しかったです。一気に読んだとかコメントがあったり、素直に嬉しいです。
<自身で読んでどうでしたか?>
不思議な経験をしたのですが、エッセイを出す前に色校や文言や写真をチェックしたのですが、自分で話したことなのですが、色校チェックで涙が出ました。それは不思議なことで。担当の方に自分で歩んできた道を文字で読むのは正解なのか、間違いなのかと聞いたら、書いている方としては嬉しい言葉だよと褒めて頂き、あまり表に話してこなかったことに自信や、誰かの救いや、誰かの勇気を振り絞る一歩になるんじゃないかなと考え方が変わりました。
<制作にあたって苦労したことは?>
苦労したことは全くなくて、唯一活字がもともと苦手で、読むのも苦手で、書くのも苦手だったので、最初は大変かなと思ったのですが、読んでいるとあっという間に読めて、苦労したのは自分というより制作の皆様に自分の趣味のことに没頭している事を切り抜きたいというのにしたいと話をしていました。
ただただ自分のやりたい事、アメリカでバイクに乗るし、サーフィンもするし、スタッフの方が数原龍友に振り回され、翻弄され、だからこそリアルな写真が凄く撮れて、自分の苦労は文字のチェック、ご尽力いただきました。「ついてきて」と安易に言うのに気を付けます。カメラマンさんも10歳くらい年上ですが、膝が悲鳴を上げていたと聞きました。気軽に安易に「ついてきて」と言うべきもではないなと思いました。
<アメリカで撮影した写真がたくさんありますが、アメリカでの印象深いエピソードは?>
いっぱいあるのですが、流れ星が撮れたところがあって、AirBnBで泊まって、ホテルではなくて、家に泊まって、バーベキューをして、夜はほどほどに空見たり、焚火をしたり、星が綺麗なところで、空を見て、ほどほどに流れ星が見られそうと思ったら、流れ星というか火の玉が写真に収められているのが、奇跡の一枚だったかなと忘れられない貴重な一枚だと思っています。
<どういう人に読んで頂きたいですか。>
何かにまず一歩夢を踏み出したいけど、挑戦するのが怖い人。ファンの方に龍友君みたいに多趣味の方が羨ましいと言われますが、趣味がないのが悩みですと言う人もいると思うのですが、僕はどんどん知らないカルチャーに飛び込んだ方が良いですよ。カルチャーを大切にしてきた人たちがいるので、面白い世界が周りに転がっていて、行動に移すのが難しいのですが、専門の人たちがいっぱいいて、転がっているんですよ。行動するのは難しい。その発言をする理由は?この一冊に詰まってます。31歳で学校に入学したので、挑戦することに年齢なんて関係ないです。
<「ついてきて」のタイトルの意味は?>
GENERATIONSも、自分は、永遠はないと思って生きているのですが、そこで痛感しました。DREAMERSの皆様、不安の声や悲しみも自分たちに届いて、申し訳なさと自分たちから元気になるために頑張らないとと思うのですが、自分たちが言える事や、お伝え出来る事は皆さんに元気になってもらったりするのがエンタテインメントの醍醐味だなと思うので、色んなことがありましたが、GENERATIONSについてきてください。一人の数原龍友も年齢は31歳として真剣に考えた時に GENERATIONSとして数原として、なかなか没頭している趣味は格好いいと思っているので、悩んでいる方は取り合えずついてきてくださいと自分らしさの意味を込めたと思っています。
<GENERATIONSの楽曲「ENDLESS JOURNEY」がパリオリンピック男子体操の応援ソングになっていますが、この本を評価すると?>
金メダル8個(体操男子のパリオリンピックの金メダルの数)
<選手の皆さんはどうでしたか?>
選手がパリに行く前にボーカルの相方の片寄とインタビューをしたのですが、最初は緊張感があるんですよ。けど、話してみると普通の男の子で、世代も近いし、普段ゲームもするので共感するのですが、次見る時はテレビで見て、あんな感動的な金メダルを獲得して、岡選手は一人で4個で、帰ってきたら、別人に見えて、喜んで話している所は笑顔で話しているのは年相応の少年という子が戦ってきてくれているんだろうなと思いました。テレビの中だとおっきく見える責任を背負って、国を背負って戦う姿はまぶしかったです。
<夢や目標は?>
ずっと言ってきていることですが、自分はGENERATIONSというメンバーがいて、GENERATIONSの存在があっての数原龍友という一人の人間なので、 最優先事項として、第一にかなえたいことは、GENEREATIONSで国民的ヒット曲を作りたいです。過去にドームツアーもさせて頂きましたが、華々しい過去の経歴はありますが、それは過去の話なので新しい歴史を作れるようなそんなヒット曲をGENERATIONSを持ちたいなと思います。個人としても自分がいなくてもずっと歌い継がれるような、カラオケを見るといつも入っているような、たくさん歌ってくれるような音楽を作っていけたらなと思います。音楽を通して夢をかなえたいなと思いました。
<多趣味ということですが、今ハマっているような趣味があれば教えてください。>
今、オリンピックでもめちゃくちゃ盛り上がっていましたが、スケートボードです。アメリカにいた時にサーファーの方々はみんながスケートボードの横乗りがすごく上手だったんですよ。日本にはスケートパークというのはあまり文化が無いのですが、(アメリカは)スケートパークがあるのです。アメリカは西海岸にはどこでもちゃんとスケートパークがあるんです。いつでも遊べる状態です。自分も波が無くて、サーフィンをすることが無かったら陸でスケートボードを練習するのですが、アメリカで行ってみようと思って、現地のスケーターの子に声をかけて、「俺ビギナーなんだけど、教えてくれ」とスケートパークに入った時に凄くサーフィンが生きる動きが出来る。サーファーは何故スケートボードが上手なのかの答え合わせが出来たので、理由がわかりました。時間が出来たら練習したいと思います。今も練習しています。
<ファンの皆さんへの一言>
本当に渾身の一冊となっております。面白い人生を歩んできた男なんだなと言っていただけて、感じて頂けるのではないかと思います。これは個人として表現している物ですが、GENERATIONSというフィルターを通した時も見て頂ければと思います。こんな僕でも「ついてきて」。
<商品情報>
タイトル:数原龍友フォトエッセイ『ついてきて』
著者:数原龍友
価格:3,300円
発売日:2024年8月8日
仕様:A5・272ページ
ISBN:978-4-06-536748-3
出版社:講談社
© 「ついてきて」数原龍友/講談社