レポート:医学の限界に挑戦!高須「何も悩むことはないこの世で全て解決できる。」高須克弥著「高須の遺言」発売記念会見レポート

2025年10月10日、都内で、医者であり僧侶であり、寄付家でもある高須克弥著「高須の遺言」発売記念会見が行われました。高須先生も多くのマスコミが駆けつけていたことに、驚きより喜びを示していました。

高須先生も「今日は明るい雰囲気で、こんな会見だった。(本を)すぐに出したい。死ぬ死ぬ詐欺になります。」とブラックユーモアで会場も「先生はまだまだ長生きしますよ!」と言って、盛り上がっていました。高須先生も今日はどうしようかな…。と言って、一時間遅れようかとも思ったそうですが、一時間早く来たお陰で、多くの取材陣が来たことを改めて、喜んでいました。

「10月8日に本が発売されてのお気持ちは?」では、高須先生「発売までに死んだらどうしようと思ったのですが、生きているうちに出せて良かったです。」とブラックユーモアも舌好調の様子でした。


「書籍を発売される経緯は?」では、「自分の老後は周りに誰かいないかと思った時に、『にしたんクリニック』からCM出演のオファーが来まして、良い金額だったので出ました。郷さんと同じくらいだったかな?私はお金を貰っても、靖国神社と自衛隊に寄付するので、オファーを引き受けました。その時に僕をCMにオファーをしたにしたんクリニックで僕(高須先生)を見たFRIDAYの記者さんが面白いと言い、FRIDAYが『高須先生の本を出したら売れますよ。』と言われ、入院している昭和医科大学病院で最後の治療をしてくれた後、口述筆記で、かなり過激なもので出版できるように書いて頂いて、無事出版出来て嬉しいです。」と出版にあたっての様々な運命を感じさせられるエピソードを語られていました。

「漫画家の夢」については、既に「作品は出来ている。さいばらりえこの「いけちゃんと僕」という書籍です。微妙に違うけど、自分の本を描いたら、医者と坊主(高須先生は僧侶でもあります。)はどちらの方が人が集まるのかと言うと、寺の方が集まります。若い時から描いている人は画力があるけど、親は漫画家になるなと、24歳を超したら、画力は大変です。こいけかず(小池一夫)先生みたいに、漫画家のネタを提供する。さいばらりえこの本は僕が原作です。

「座右の銘はありますか?」では高須先生「何も悩むことはないこの世で全て解決できる。」と旅立つ前に全部解決する話や、「誰にこの本のメッセージを伝えたいか。」では、「誰に伝えたいか?FRIDAYの記者は面白いから、乗せられて書いただけで、自分が書きたいと思うより、周りが喜んでくれるので、この印税も全部台湾の地震に寄付するので、功徳を積むことと言いたいです。」と、日本でも有数の慈善家ならではの言葉と感じました。

「先生は沢山病気をされていますが、どうしてそんなに元気なのですか?」では、「『前科者の会』と『癌友の会』とその二つのグループで友達がいるのですが、『癌友の会』は減って。癌は非常に良い病気なんです。すぐ死なない。必ず死ぬのは誰でも条件が一緒で、死ぬ時期がわりと早いんじゃないかなと思います。ピンピンしている人も脳梗塞している人もいて、必ず癌になって、色々出来ます。がんで即日で死ぬことはない。大切にしてくれる。癌で喜べと。気の毒な人も どの状態でも気の毒で、癌は終活が出来て、大事にされる。最高です。もしかして余命が長い場合は、夢の大きい病気です。一日でも延ばして、新しい治療法が出てきました。 僕は抗がん剤や免疫抑制、リンパ球を使って色々やりました。最後の薬が使えなくなると、放射線やハイパーサーミアンとか、癌は45℃以上になると死にます。実験している時に放射線治療室に行って、遺言を書く努力をしました。色んな副作用が出てきて、新しい機械を入れて、実験する機会はないです。自分の事なので、誰にも叱られないです。大学病院だと制限あるけど、医者と僧侶の二足のわらじを。ご臨終と言われてから、お経を始めます。」


<商品情報>
タイトル:『高須の遺言』
著書:高須克弥
価格:1,650円(税込)
発売日:2025年10月8日
ISBN-13:978-4065411193
出版社:講談社

高須克弥『高須の遺言』(講談社)