レポート:島田「仕事する事が生きる事。生きる事が仕事する事。」島田珠代「悲しみは笑い飛ばせ!島田珠代の幸福論」合同取材&トークショーレポート

2024年10月8日、東京・渋谷にあるHMV&BOOKS SHIBUYAにおいて、島田珠代著「悲しみは笑い飛ばせ!島田珠代の幸福論」の合同取材とトークショーが行われました。

今回のイベントでは、島田珠代さん、(椿鬼奴さん、ボルサリーノ関さん:トークショーのみ)が登壇されました。

最初に合同取材が行われましたが、「今回の著書の率直な感想」は振り返って悪かったら怖そうなので、敢えて見なかったことを言われ、「今回のエッセイは何日間かけて執筆されましたか?」では、「KADOKAWAの方と相談しながら、4か月くらいかけて色々相談しながら」作られたそうです。

「フォトセッションの書道を選ばれた理由」は、自身の母親が書道教室をしていたそうで、そこで集中力を培ったそうです。島田さんが言うには「道とつく習い事はさせておいた方が良いかなと思います。精神が養われるので、どうか子供に習わせてください。」と、自身でも良い経験だったと考えられているので、子供のいる人とかには是非お勧めですと言う感じでした。

「書籍の注目のポイント」では、島田さんは離婚した時に子供が父方に親権が渡ったそうですが、娘にとっては父親が病気で倒れて、色々あって娘さんを迎え入れる時の大変さや、分かれていた時に、一日子供に会って、その翌日はお笑いをやるというのは、葛藤などもあったそうです。そういう苦難の時もあったけど、そういう事実も読んだ人には知って欲しいと話していました。

「エッセイについての周りの反響は?」では、辛いエピソードを近しい関係の人に話すと、思い出して涙を流す話をされ、吉本新喜劇の仲間や、母や姉にはこの本が出る時は敢えて言わなかったと言い、知っている人が見れば、近くにいたのに、助けてあげられなかったと思わせる内容が書かれていました。

「今回のエッセイを漢字一文字で表すと」では、「愛」です。と、島田さんの家族愛や愛情深さを強く感じさせられました。

「今回の出版について」は、意外な回答で、「穴があったら隠れたい。私なんかの人生なんかを本にして頂いて申し訳ない。」と逆にこちらが恐縮する場面もありました。

最後に「ファンへのメッセージ」では、「皆さんも色々あると思うのです。私も色々あるのですが、仕事の現場ではブレずにやってきたと思います。仕事も嫌になってきたと思う方は、この本を読んで、辛い事とやらなきゃいけないことは別物だと。辛い時は笑っておけと。折れそうな時にこの本を読んで希望を持って前向きに。この本を読んでください。」とコメントされ、記者会見は終了しました。

続いて、トークショーも約40分行われましたが、島田さんのイメージがどういう感じかは、人それぞれなので、言いたいのですが、良い人過ぎてのエピソードを書くと、営業妨害になりそうなので、敢えて割愛しますが、厳格な親の所で育ち、そこで「〇道」という書道や華道や、柔道など、何かしらの道を究めると良いのではと言う話や、容姿については、悪いと言って食べているのに、今のご時世だとそういうのも出来ず、芸の幅が若干小さくなった話や、劇場に立った時、実際にはいないのは分かっているけど、最後列の所にパートナーのひろしさんがいると思って、毎回舞台をやっていると、年数は少し経ったものの、付き合いたてのような初々しさを見せる場面もありました。


<書籍情報>
タイトル:悲しみは笑い飛ばせ!島田珠代の幸福論
発売日:2024年10月4日(金)
仕様:B5判/160頁
価格:1,650円(税込)
発行:KADOKAWA

悲しみは笑い飛ばせ!島田珠代の幸福論
©KADOKAWA


<記者レポート>
情感豊かで、何事にも真面目。お笑いにも、家族にも、仲間にも、仕事関係にも、全ての事に真面目だと思います。本人は謙遜すると思いますが、良い話題の記者会見で泣いてた人は初めて見ました。今回の書籍もエッセイですが、半分自伝だと思います。笑いの神様から愛された、島田珠代さんの事を是非見て頂ければと思います。